概要
- AustraliaはCanadaのEUとの連携強化の動きに賛同
- CanadaはEUとの「ユニークな同盟」を模索、完全な加盟は目指さず
- 両国とも米国との貿易摩擦や関税への対応を背景に多角化を推進
- CanadaとEUはAI・エネルギー・防衛・重要鉱物分野での自由な移動を協議
- AustraliaとEUは2024年3月に自由貿易協定を締結
AustraliaとCanadaのEU連携強化への動き
- Australia は Canada が EU との関係強化を目指す動きに賛同
- Wall Street Journal によると、CanadaはEUの「 アソシエイトメンバー」資格を検討
- Mark Carney首相 は「完全加盟ではなく、ユニークな同盟関係」を目指すと表明
- Australian trade minister Don Farrell は「我々は同じ立場」と発言、Carneyの動向に注目
- Farrell氏は、AustraliaがEUとの関係深化を積極的に進めているか、具体的な形態については言及せず
貿易多角化と米国との摩擦
- Australiaは米国との長期的な安全保障協定と自由貿易協定を持つものの、米国からの関税措置に直面
- 貿易多角化を目指し、EUとの連携強化を模索
- 外交貿易省の広報担当者はコメントを控える姿勢
CanadaとEUの協議内容
- CanadaとEUは、 AI、エネルギー、防衛、重要鉱物 分野での 物品・サービス・労働者の自由移動 を協議
- EUの国境を事実上シフトさせる構想
- 共同インフラプロジェクト(海底ケーブル、データセンター、クラウドストレージ、衛星ネットワーク、エネルギー輸送施設)も協議対象
- Carney首相はEU指導者、とりわけ Emmanuel Macron仏大統領 と定期的に協議
- Canada国民のビザなしでのEU居住・就労も議題
Australiaの今後の方針と自由貿易協定
- Farrell貿易相は「将来的なEUとの取り決めについて全ての選択肢を排除しない」と発言
- ただし、距離の問題から光ファイバーケーブルは除外
- 「世界は保護主義と自由貿易主義に二分されている」と指摘
- 過去50年のAustralian繁栄は世界との関与によるものと強調
- AustraliaとEUは 2024年3月 に 自由貿易協定 を締結
- ほぼ全ての物品の関税撤廃
- EUによるAustraliaの重要鉱物へのアクセス容易化