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NASAのカラー技術は火星のために開発された。しかし、今それは地球の岩絵を明らかにしている

2026年9月11日原文(gizmodo.com)

概要

  • NASAの技術 decorrelation stretch が考古学にも応用
  • Jon Harmanが Dstretch プラグインを開発し、岩絵の調査に活用
  • 色空間の変換により 古代の絵画の新たな詳細 を発見
  • 世界各地の考古学者が 消えかけた絵画の発見 に貢献
  • 宇宙技術が 地球の文化遺産調査 に役立つ事例

NASA技術の考古学応用

  • Jon Harman は2005年、火星の画像処理技術から着想を得て、岩絵調査に新技術を導入
  • NASAの decorrelation stretch 技術により、色のコントラストを強調し詳細を抽出
  • 元々は JPL(Jet Propulsion Laboratory) で1978年に開発されたリモートセンシング画像解析技術
  • Karhunen–Loève変換 に基づき、色情報を新しい範囲にマッピング
  • Harmanは Dstretch というソフトウェアプラグインを開発、岩絵画像の強調処理に特化

Dstretchプラグインの仕組みと成果

  • Dstretchは 色空間の変換 により、通常では見えない絵画のディテールを可視化
  • Harmanは 独自のカスタム色空間 を導入し、様々な画像に最適化
  • 初期の応用例として メキシコ・バハカリフォルニアのSan Borjitas洞窟 で新たな黄色の人物像を発見
  • Angkor Wat (カンボジア)では200以上の消えかけた壁画を発見
  • エジプトBeni Hassan ではコウモリや豚など珍しい動物画の発見に寄与

世界各地での応用事例

  • カナダ・Writing-on-Stone Provincial Park では、カラス族戦士による騎馬の落書き(タグ)を発見
  • ノルウェーÅrsand 1遺跡 では、未確認の人物像約15体と新たな詳細を28体に発見
  • Dstretchは 世界中の考古学者 により、消えかけた絵画や新たな象徴の発見に活用

考古学者Harmanの思い

  • Harmanは「 なぜ古代人が岩絵を描いたのかは多くの場合不明」と語る
  • 古代のシンボルや絵画の 謎と魅力 への探求心
  • 宇宙技術が 人類の歴史解明 に貢献する好例