概要
- Mac mini M4 Proの内蔵SSDを4TBにDIYアップグレードした体験談
- 分解やDFUリストア手順の注意点とコツ
- M4 ProとM4のSSDスロットの違い
- 内蔵・外付けSSDのパフォーマンス比較
- 純正より安価なサードパーティ製アップグレードの価値
M4 Pro Mac mini SSDアップグレード体験
- ExpandMacMini のキットでM4 Mac miniを1TBから2TBに増設した実績
- M4 Pro Mac mini は同様にストレージがユーザー交換式だが、当初は対応キットなし
- M4-SSD から新製品のテスト依頼を受け、スタジオ用M4 Pro miniを512GBから4TBへ増設
- 旧M4 miniの1TB SSDを父親のM4 miniへ移植も実施
- 分解や増設作業の全工程を記録した動画も公開
分解と取り付けの注意点
- ノートPCの分解経験があれば比較的 簡単な作業
- 背面プラスチックカバー の取り外しが最も厄介
- 金属ピン4本がクリップで固定
- プラスチックカバーとアルミケースの隙間に薄い金属やこじ開けツールを挿入して持ち上げる必要
- 不注意だとアルミ傷やプラスチック割れ、電源ボタンコネクタ断線のリスク
- トルクスネジの取り外しは iFixitの安価なツールセット で十分対応可能
M4とM4 ProのSSDスロットの違い
- M4 Pro :標準2242 NVMe SSDよりも長いスロット
- M4 :2230に近い短いスロット
- 物理サイズと位置が異なるため、互換性に注意
DFUリストアの必要性
- Apple独自コネクタ・スロット 採用
- ユーザー交換可能なカードは フラッシュメモリと電源回路のみ
- コントローラはSoC内蔵 (M4チップの一部)
- 交換後は必ず DFU(Device Firmware Update)リストア が必要
- Apple Silicon(M1以降)や T2チップ搭載Intel Mac でDFU可能
- Mac mini背面中央のThunderboltポート経由で接続
- 電源ボタン長押ししつつAC接続→DFU開始
- 他のPCやHackintoshでは DFU不可
- DFU中のダイアログが裏に隠れるなどの小トラブルは発生しうる
パフォーマンス比較
- M4 Pro 4TB内蔵SSD は書き込み性能が特に向上
- フラッシュチップ数が多く、書き込み分散が効くため
- 読み込み速度はどの容量でも大差なし
- 外付け Thunderbolt 5 NVMeエンクロージャ+8TB Sabrent Rocket Q で比較
- 外付けは大容量コピー時に一時的な速度低下あり
- 内蔵SSDは長時間でも安定した高速転送
- 外付けの速度低下は NVMe SSDのDRAMキャッシュ が原因
- 4K動画編集用途でも 内蔵SSDの安定性と速度が優れる
コストと結論
- M4 Pro 4TB SSDアップグレード(M4-SSD提供品) :$699
- 一般的な4TB NVMe SSD:$200~$400
- Apple純正4TBアップグレード :$1,200(2024年6月時点)
- サードパーティ製アップグレードは 純正より圧倒的に安価 かつ性能も十分
- Mac miniのストレージ増設において コストパフォーマンスと実用性の両立