概要
- スマートフォン非所持と主張する理由の解説
- アプリ強制社会への違和感と問題点
- 最小限のデバイス運用実践例の紹介
- 欧米巨大IT企業依存への批判
- ヨーロッパ発の代替案と個人の抵抗姿勢
スマートフォンがない、と言う理由
- 「スマートフォンを持っていません」 と伝えることで、企業や店舗がアプリのインストールやQRコードの利用を強制する流れを回避
- 本当はスマートフォンを持っているが、 依存や個人情報提供を避けるための方便
- 購入時には、 アプリなしで利用できるかを必ず確認
- 1年間で 18個ものアプリのインストールを断った経験
- トイレの座席や換気までアプリ管理が求められる現状への疑問
アプリ導入に隠れた10の前提条件
- アプリやQRコード利用時に 10個もの前提条件 が存在
- スマートフォン所有
- 手元に端末がある
- 端末が正常に動作
- 十分なバッテリー残量
- 空きストレージ
- ネットワーク接続
- データ通信量の残り
- GoogleやAppleアカウントの有効性
- その場で端末を操作する余裕
- 個人情報提供やアカウント登録への同意
- 1つでも条件を満たさなければアプリ利用不可
- これらの前提を当然視する社会への違和感
「スマートフォンを持っていません」と言うことの効果
- 10の前提条件を説明するより簡単な一言
- セールスマンは「アプリなしでは生きられない」と主張するが、 現場の作業員は共感や賛同を示す
- 多くの人が本当はアプリを望んでいない現実
- セールスマンですらアプリ導入の理由を説明できないことが多い
ミニマルスマートフォン「Mudita Kompakt」の活用
- Mudita Kompakt というe-ink搭載のミニマルスマートフォンを主力端末に
- Google非依存で、 自分が選んだ必要最低限のアプリのみ利用
- Signal(Molly経由)
- Komoot(自転車用GPS)
- Comaps(カレンダー)
- 地元の鉄道アプリ
- ブラウザやSNSアプリは一切未導入
- 本当のミニマリストと言い切れない理由
サブ端末とGoogle依存からの脱却
- デスク上には修理済みの FairPhone 3(/e/OS搭載) をサブ端末として運用
- 銀行アプリやGoogle依存度の高いテスト用
- microGでGoogleサービスを偽装
- StravaやSnapなど一部アプリの起動には工夫が必要
- 完全なGoogleフリーは困難 だが、可能な限り回避中
第三の端末と旧式スマホの価値
- OnePlus 5(2017年製) を引き出しに保管
- /e/OSで不具合が出た際の保険
- Gmailアカウントでの一部サービス利用
- 古い端末の方が 軽量・高画質・操作性良好 という皮肉
- 新しいスマホの進化に疑問
欧州の現状と巨大IT企業依存
- Itsme など、政府や企業が独自アプリの利用を強制する流れ
- EU規制で Google Play Integrity チェックが強化される懸念
- 学校関連の連絡が Meta(Whatsapp)依存
- 家族で役割分担し、Meta依存を回避
- GoogleやMetaアカウントが前提の社会構造
- Microsoftアカウントまで求められる事例も発生
- 個人情報や生活インフラが外資ITの支配下 に置かれる危機感
ヨーロッパ発の代替案と個人の抵抗
- 欧州にも GoogleやMetaに代わるプロジェクト が存在
- Jolla(プライバシー重視のスマホ)
- Delta Chat(分散型メッセージング)
- PeertubeやMastodonなどのオープンソースSNS
- 政治家は AIやブロックチェーン推進に注力し、既存の代替技術を無視
- 個人として「オフパンク」を宣言し、小さな抵抗を続ける姿勢
- オンラインサービスやスマートフォン利用時には「持っていません」と答える選択
著者紹介
- Ploum :作家・エンジニア
- テクノロジーと社会の関係を探求
- メールやRSSでの購読を推奨、 プライバシー重視
- フランス語でSF小説執筆、 Bikepunk の多言語展開協力者募集中