概要
DarlingはLinux上でmacOSソフトウェアを動かすためのオープンソース互換レイヤー。 WineのmacOS版とも言える存在で、GUIアプリの実験的対応も進行中。 AppleのEULA違反はなく、Darwinなどの公開ソースを利用。 Windows(WSL 2)上でも利用可能。 貢献者を広く募集中。
Darlingとは何か
- Darling は、 Linux 上で macOSソフトウェア を直接実行するための翻訳レイヤー
- ハードウェアエミュレーションを使わず、 高速 な動作を実現
- オープンソース で、 GNU GPL v3 ライセンスのもと GitHub で開発・公開
- Darwin環境 を完全に実装し、 Mach、 dyld、 launchd など主要コンポーネントを網羅
- Wine がWindowsアプリをLinux上で動かすのと同様、DarlingはmacOSアプリをLinux上で動かす役割
特徴・利点
- セットアップが簡単 で、ほとんどの設定を自動化
- Linuxデスクトップ への統合を目指し、アプリの ネイティブな操作感 を重視
- 無料 かつ 自由に利用・改変 可能
GUIアプリのサポート状況
- シンプルなグラフィカルアプリケーション の実験的サポートを実装
- 今後、より多くのGUIアプリに対応予定
法的側面と名称の由来
- AppleのEULA (エンドユーザーライセンス契約)には違反しない設計
- Darling の名称は、 Darwin (macOSやiOSのコアOS)と Linux の合成語
他プロジェクトとの関係
- Darwin のApple公開ソースコードをベースに開発
- The Cocotron をCocoa実装の基盤に使用
- Apportable Foundation や GNUstep の要素も活用
Windows(WSL 2)での利用
- WSL 2 環境下での実行が可能
- 詳細は公式ドキュメント参照
iOSアプリ対応の将来計画
- ARMデバイス (多くのAndroid端末など)での iOSアプリ実行 も長期的な目標
- UIKit 独自実装が主な課題
- 貢献希望者を随時募集中
コミュニティ参加・貢献方法
- まず ドキュメント や ブログ でDarling内部構造を把握
- GitHub での開発参加を推奨
- macOSやiOS開発経験者は歓迎だが、 未経験者も大歓迎