概要
Open Executive は、企業向けの 仮想経営チームAI。 8つの専門AIが 一貫した経営層の声 を実現。 過去の意思決定やスケジューラー も搭載し、実務をサポート。 多様なインターフェース (Web, Slack, Discord等)に対応。 柔軟な導入・運用 が可能なオープンソース構成。
Open Executiveとは
- Open Executive は、企業の経営層をAIで仮想化する SenteLabs.AI 製システム
- Harvard MBAレベルの知識 と、企業ごとのカスタマイズ性
- 8つの専門AIエージェント による経営機能の分担
- Chief Strategy Officer(戦略・競合分析・M&A・OKR管理)
- Chief Financial Officer(財務モデリング・資金調達・キャッシュフロー管理)
- Chief HR/People Officer(採用・報酬・パフォーマンス・カルチャー)
- General Counsel(契約・知財・雇用法・コンプライアンス)
- Chief Operating Officer(業務設計・ベンダー管理・オペレーション拡大)
- Chief Marketing Officer(GTM戦略・ブランド・PR)
- Chief Product Officer(ロードマップ・優先順位・プロダクト戦略)
- Board Communications Director(取締役会資料・IR・ガバナンス)
- ユーザーには一貫した経営層の声 で応答、内部エージェント構造は非公開
主な機能
- Q&Aを超えた意思決定履歴管理 (エピソード記憶による過去の助言・判断の蓄積)
- スケジューラー によるタスクやフォローアップの自動提案・通知
- 企業ドキュメント参照 (ピッチデックや財務モデル等をアップロード可能)
- MBA知識+企業固有ドキュメント の二層検索(RAGによる文脈抽出)
- キャッシュ・プロンプト設計 で高速応答と一貫性維持
アーキテクチャ概要
- ユーザーメッセージ はExecutive Orchestrator(Claude Sonnet 4-6)で受信
- 各専門エージェント がChromaDBから文脈を取得し並列処理
- MBAレベル知識 と 企業ドキュメント を分離管理
- エピソード記憶 はSQLiteに保存、次回セッションで自動参照
- スケジューラー は単一インスタンスで動作、重複実行防止
- プロンプトキャッシュ で最大85%ヒット率
技術スタック
- LLM: Anthropic Claude API
- 標準モデル: claude-sonnet-4-6
- 深い推論: claude-opus-4-7(CSO, CFO, GC, Board用)
- バックエンド: Python 3.11 + FastAPI
- パッケージ管理: uv
- ベクトルストア: ChromaDB(ローカル)
- 記憶DB: SQLite
- Web UI: Next.js 15(App Router)+ Tailwind
- ライセンス: Apache 2.0
リポジトリ構成(抜粋)
- core/ :オーケストレータ、エージェント、知識管理、記憶、スケジューラー等
- ui/ :Next.jsベースWeb UI
- evals/ :評価シナリオ
- fixtures/ :デモ用企業データ
- docker/ :Docker関連ファイル
- docs/ :設計・運用ドキュメント
クイックスタート
- リポジトリクローン
- git clone https://github.com/SenteLabsAI/OpenExecutive.git
- cd OpenExecutive
- APIキー設定
- cp .env.example .env
- .envにANTHROPIC_API_KEYを記入
- 起動
- make dev
- Web UI: http://localhost:3000
- API: ポート8000
- 初回起動 はML依存パッケージの同期・埋め込みモデルDLで数分かかる
- Python 3.11+、Node 22+ 必須
Discordボットの運用
- Discordアプリ作成 (https://discord.com/developers/applications)
- 権限・スコープ設定 (Bot, applications.commands)
- .envにトークン等設定
- DISCORD_BOT_TOKEN, DISCORD_APP_ID, DISCORD_GUILD_IDS
- make dev でAPIと共にボット起動
- DM, メンション, スラッシュコマンド に対応
- ユーザー管理 は/people UIでdiscord_user_idを登録
本番運用・デプロイ(Fly.io)
- dev/qa環境 をブランチ単位で分離管理
- FastAPI+スケジューラー は永続ボリューム利用
- UIはステートレス
- Honchoアプリ(任意) で個人記憶Postgres管理
- APIは単一インスタンス厳守 (スケジューラー重複防止)
- GitHub Actions で自動デプロイ、各種シークレット管理
オンボーディング・利用方法
- 初回アクセス時 にウィザードで企業情報を登録
- 基本情報(社名・業界・ステージ・規模)
- ビジネスモデル・競合・戦略・カルチャー
- 財務状況・ドキュメント(任意)
- 登録後は企業文脈に基づく応答 を実現
インターフェース一覧
- Web UI: http://localhost:3000
- Slack: @OpenExecutiveにメンション/DM
- Email: 設定アドレス宛メール
- Telegram: 設定ボットへメッセージ
- Google Chat: スペースでメンション
- Discord: DM/メンション/スラッシュコマンド
- CLI: openexecutive chat
ドキュメントアップロード
- Web UIまたはAPI経由 でアップロード
- 例: ピッチデック、財務モデル、戦略資料
- CLI例
- openexecutive upload deck.pdf model.xlsx strategy.md
- API例
- curl -X POST http://localhost:8000/documents -F "file=@deck.pdf" -F "domain=strategy"
設定・環境変数(抜粋)
- ANTHROPIC_API_KEY :必須(またはローカル/他プロバイダ設定)
- DEFAULT_MODEL :claude-sonnet-4-6
- DEEP_REASONING_MODEL :claude-opus-4-7
- VECTOR_STORE_PATH :ChromaDBディレクトリ
- EPISODIC_DB_PATH :エピソード記憶用SQLite
- 各種Botトークン・通知先等 も設定可能
アクセス制御・認証
- Googleサインイン+メール許可リスト でUIアクセスを制御
- APIは共有シークレットヘッダー で認証
- ユーザー管理・追加/削除・シークレットローテーション もドキュメント化
Open Executive は、 実務的な経営支援AI として、迅速な導入・柔軟な運用・高度なカスタマイズ性を提供。 経営層の知見と実務をAIで一元化 し、企業成長を支援する次世代ツール。