世界を動かす技術を、日本語で。

この予測の元のURLは11年後(2011年)には利用できなくなります

2026年8月9日原文(longbets.org)

概要

  • Bet 601 は、 ウェブのリンクの永続性 を巡る11年間の賭け
  • Keith は「リンク切れ(リンクロット)」の不可避性を主張
  • Haughey は「適切な技術でURIの維持は可能」と反論
  • 勝敗条件 は、2022年2月22日に指定URLで特定文言が返されるかどうか
  • 賞金 は勝者に応じて Bletchly Park Trust または The Internet Archive へ寄付

Bet 601:リンクの永続性を巡る11年の賭け

  • 期間 :2011年から2022年までの11年間
  • 賭け金 :$1,000
  • 寄付先 :Keithが勝てば Bletchly Park Trust、Haugheyが勝てば The Internet Archive
  • 争点 :ウェブ上のURI(URL)が長期間維持できるかどうか

Keithの主張

  • Tim Berners-Lee の「Cool URIs don't change(クールなURIは変わらない)」という言葉を引用
  • リンク切れ(リンクロット) はウェブのエントロピーであり、避けられない現象
  • ウェブドキュメントが 元の場所に残る確率は時間とともに大きく減少
  • 「11年間」という比較的短い期間でも リソースの存続は難しい と考える
  • 自分の予想が間違っていることを望む が、懐疑的

Haugheyの主張

  • ウェブの多くは 一過性 であるが、 技術と運用戦略の成熟 で状況は変化
  • ウェブ誕生から20年以上が経ち、 安定したURI維持は一般的な技術知識で可能
  • 自身の最古のサイトは13年続いており、 301リダイレクト で元のURL体系を維持
  • 適切な運用により リンクの永続性は実現できる と主張

詳細な条件

  • 2022年2月22日 の00:01 UTCから23:59 UTCの間に
    • http://www.longbets.org/601 にアクセス
    • または、そのURLへのハイパーリンクをクリック
  • 以下の 文言を含むHTMLドキュメント が返されること 「The original URL for this prediction (www.longbets.org/601) will no longer be available in eleven years.」
  • 301リダイレクト で他のURLに転送され、そのページに上記文言が含まれていても 条件達成
  • 条件を満たせばHaughey(Matt)が勝利、満たせなければ Keith(Jeremy)が勝利

ウェブのリンク永続性と課題

  • リンクロット :ウェブページやリソースが時間経過で消失・移動する現象
  • 技術的対策 :301リダイレクト、アーカイブサービス、メンテナンス運用
  • 社会的意義 :歴史的記録や知識の保存、ウェブ文化の継承
  • 課題 :ドメイン維持費、運営者のモチベーション、外部要因によるサービス終了

賭けが示す意義

  • ウェブの進化 に伴う 永続性の可能性と限界 の検証
  • 個人サイト運営者技術者 への示唆
  • アーカイブ活動や標準化団体 への問題提起
  • リンクロット対策 の重要性の再認識

Hackerたちの意見

ウェブブラウザやコマンドラインツール(curlみたいな)で「http://www.longbets.org/601」をアドレスバーに入力すること。これで一番失敗しやすいのは「http://」の部分だと思う。

ベットの詳細な条件にはこう書いてある:> 「www.longbets.org/601」から異なるURLへの301リダイレクトもその条件を満たすだろう。これでHTTPからHTTPSへのリダイレクトのシナリオもカバーできると思う。

私の中では、一番失敗しやすいのは「以下のテキストを含むHTMLドキュメントを返すこと」だと思ってる。最近は「HTMLドキュメント」って、全くコンテンツがないものが増えてきてるし、コンテンツを取得して表示するためのJavaScriptだけが入ってることが多いよね。

このページのDisqusコメントがまだ生きてるのはすごいね。ウェブサイト自体が生きてるよりも、こっちの方が印象的だわ。

コメントがまだ残ってるのはありがたいな。昔の友達、クレイグ・ハブリーに連絡を取るきっかけになったから!

昔のDisqus、めっちゃ好きだったな。ちょっと恥ずかしいシンギュラリティの時期に、カーツワイルとかにハマってた頃。似たようなブログで同じ人たちのコメントを追うのが便利だったんだよね。

ある程度のベットサイズになると、ほぼ自己実現的になるよね、ヘヘ。一方がそのURLを維持するためにかなりのインセンティブがあるから(ドメインを買ってページが消えたらホスティングするみたいな)。

誰かがlongbets.comの存続に賭けるべきだね。

2011年にどうなったかは分からないけど、今のところ勝利条件はリダイレクトにかかってるみたい。ついでに「http://www.longbets.org/601」が実際に「https://longbets.org/601/」への301リダイレクトになることを確認したよ。302を使ってるかもって疑ってたけど。

私がやったことの一つは、ウェブアプリケーションにリダイレクトルールを含めること。そうすれば、リンクを変更しても忘れても、リンクが機能し続けるんだ。https://news.ycombinator.com/item?id=46139686

URLを変えたときに自動でページを追ってくれるようなシステムを期待してたんだけど(「変えて忘れても動き続ける」みたいな)、やっぱり手動でリダイレクトを追加する必要があるの?それは確かに多くの人がやる以上のことだけど、特定のリダイレクトを追加し忘れたり、大規模なフォーマット変更のときに見逃したりしたら、壊れたリンクからは逃れられないみたいだね。何か見落としてる?

実際、URLを生かしておくのは意志があれば結構簡単だよ。テストを設けておけば、うっかり壊すこともないし、もう変わらないものは静的HTMLに変換すればいい。私の最初のウェブプロジェクトは音楽フォーラムで、今でも24年間URLを生かしてるよ:https://www.gnoosic.com/discussion/ 参加した人たちに対して、ずっとオンラインで残しておくのは義務だと思ってるし、歴史の記録としてもね。

Hacker Newsで議論の続きを見る