概要
- Fastmail がEUまたはUSでのデータ保存場所選択を提供開始
- EUサーバー はアムステルダムの自社設備で運用
- データの冗長性 と安全性を両地域で確保
- ユーザーは 設定画面 から保存地域を切替可能
- 透明性の高い運用方針と選択肢の自由
Fastmailデータ保存場所選択の新機能
- メールデータ保存地域 をEUまたはUSから選択可能
- 地域選択理由: 現地法規制対応、データの地理的近接性、コンプライアンス要件
- EU地域 の場合:アムステルダムの自社サーバーが主な保存場所
- US地域 の場合:フィラデルフィアまたはセントルイスの自社サーバーが主な保存場所
- 以前は全アカウントが USのみ で管理されていたが、選択肢が拡大
インフラの特徴と運用体制
- 自社エンジニア によるサーバー設置と運用
- 大手クラウドサービス未利用、全て自社ハードウェア・ソフトウェアで管理
- データは 暗号化 され、物理的にも厳重に保護
- 25年以上にわたり プライバシー・信頼性・パフォーマンス を最重視
- 各地域で 2重保存、さらに地理的に離れた場所にもレプリカ保存
地域ごとのデータフロー
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EU地域選択時
- メインデータ:EU(アムステルダム)サーバー保存
- メール受信:EUサーバー優先(独自ドメインやEUリージョンドメイン利用時)
- アプリ接続先:基本的にEUサーバー
- 障害時:USサーバーへ自動切替
- 冗長レプリカ:一部USサーバーに保存(現時点ではEUは1拠点のみのため)
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US地域選択時
- メインデータ:US(フィラデルフィアまたはセントルイス)サーバー保存
- メール受信:USサーバー優先(独自ドメインやUSリージョンドメイン利用時)
- アプリ接続先:基本的にUSサーバー
- 障害時:US内の別拠点へ自動切替
すべてのユーザー共通事項
- 可用性重視 :メイン地域障害時は他地域へ自動接続
- 一般ドメイン利用時 :両地域を経由する可能性あり
- 緊急バックアップ :全ユーザー分をフィラデルフィアに保存
- 一部データの全地域複製 :メールアドレス、ユーザーメタデータ、Webサイト用ストレージ、Files機能、連携サービス情報
- システムログ :USに集中管理
- サードパーティサービス :デバッグ、請求、サポート等は地域に関係なく共通
- メールクライアント設定 :IMAP/POP3のホスト名は自動プロキシ、希望者向けに地域限定サーバー名も提供
法的対応と透明性
- Fastmailはオーストラリア企業、オーストラリア法および他国との法的協力条約対象
- データの保存場所に関係なく 合法的な要請 には同様に対応(透明性レポート参照)
- データが EU域内のみ に留まる保証は不可と明言
地域選択とデータ移行
- 欧州近隣の請求先住所 ユーザーは自動的にEU地域へ事前移行済み
- 地域変更は 設定画面 から可能(Settings → Users & Sharing → Team Settings → Data residency)
- EU→US、US→EUいずれも データ移行 が可能
- EUからUS:既にUSにコピーがあるため同期は少量
- USからEU:全データをEUに同期するため時間がかかる
- 移行中も アカウント利用可能
- 頻繁な地域変更には 制限 を設ける場合あり
ユーザーへのメッセージ
- 追加料金なし で地域選択可能
- 「 あなたのデータ、あなたの選択」という方針
- 他社と異なり 運用の透明性 を重視し、ユーザー自身が最適な選択をできるよう情報提供
- 地域選択は データの保護レベルに影響せず、主に保存場所が変わるのみ
まとめ
- Fastmail はEU・USいずれかの保存地域選択を実現
- 自社運用・高い透明性・柔軟な移行サポート
- コンプライアンスや個人のニーズに合わせた 自由な選択肢 を提供