概要
- Cloudflare OS は組織の文脈・ナレッジ・システムを活用するAIワークスペース
- セキュリティとガバナンスを重視し、 安全なデータアクセス を実現
- 非エンジニア でも使えるコラボレーション・自動化・アプリ作成機能
- オープンソース化 により他組織も導入・カスタマイズが可能
- 個人・チーム の知見を全社で共有し、業務効率化を推進
組織ミッションとCloudflare OSの目的
- 組織ごとに存在する ミッション・用語・手順・システム・標準 の継承
- 個人が 経験と組織文脈 を活かしミッション達成を目指す仕組み
- コード・ドキュメント・スライド・人間関係・実世界の成果物など多様な「仕事」形態
- コード生成AIは 開発者向け には定着、他部門への拡張が課題
- 組織固有の文脈とシステムに対応する エージェント基盤 の必要性
- Cloudflare OSの開発目的は、 全員が自社文脈でAIエージェントを活用 できる環境構築
Cloudflare OSの特徴と導入実績
- 全社員向けAIエージェント&ワークスペース を提供
- ドキュメント・スライド作成、反復業務の自動化、データ可視化アプリ構築を支援
- 組織ナレッジ・スキルの共有ライブラリ 搭載
- ベストプラクティスをエージェントが 再利用 可能
- 2024年5月 よりCloudflare全社員が利用、エンジニア以外にも普及
オープンソース化と学び
- Cloudflare OSの 新バージョンをオープンソース化
- 他組織でも 内部システム連携&カスタマイズ が可能
- 初期バージョン運用で コラボレーション時の情報制御 課題を発見
- セキュリティを 基盤設計に統合 し再構築
- 企業ごとのUI・ツール・スキル拡張 に対応
Cloudflare OSのコア構成
- エージェントワークスペース :組織の文脈・スキルに基づくAI対話空間
- セキュリティ&ガバナンス基盤 :内部データ・サービスへの安全なアクセス制御
- 個人・チーム向けアプリ作成プラットフォーム :カスタムアプリの構築・共有・継続的改善
エージェントワークスペースの機能
- ノンエンジニアでも利用可能 なブラウザベースの作業空間
- エージェントセッション・状態管理・ファイル・リソースアクセス・コード実行環境を統合
- チーム知見の再利用 による業務効率化
- モデルへの繰り返し説明不要、プロセス・用語・ベストプラクティスの自動適用
利用例
-
リサーチ・質問対応 :社内情報を活用した調査・分析
-
ドキュメント/スライド/スプレッドシート作成 :ライブデータ連携・編集可能な成果物
-
コラボアプリ作成 :独自UI・ロジック・状態を持つチーム向けアプリ
-
決定論的ワークフロー実行 :定型業務の自動化と判断ポイントへのAI活用
-
Gatekeeper によるシステムアクセス制御
-
既存の MCPサーバー との連携もサポート
セキュリティとガバナンスの新基盤
- Cloudflare Access で利用者認証、エージェント・アプリは初期状態で一切のアクセス権なし
- リソース単位で権限付与、資格情報はエージェントや生成コードから完全隔離
- Dynamic Worker でサーバーコード実行、外部ネットワークは明示的許可が必要
- Gatekeeper がAPI認証・権限制御・操作履歴記録・ポリシー適用を担当
- 観測リソースの追跡 により、情報漏洩や不正共有を防止
- データの二次利用・共有時も権限検証 を自動化
個人・チーム向けアプリ作成・共有基盤
- ドキュメント/スプレッドシート以外のカスタムアプリ をAIが自動生成
- アプリごとに独立したサーバー・データベース(SQLite) を持つ
- Cap’n Web (オープンソースRPC)によるクライアント・サーバー通信
- アプリ自体の共有 または 設計図(Blueprint)共有 が可能
- 設計図共有時はコードのみ複製、データや資格情報は引き継がない
- AIによるアプリ改修 が容易、チーム内での自律的改善が可能
モデル・コスト管理
- 任意のAIモデル利用に対応
- コスト管理機能も実装予定
このように、 Cloudflare OS は組織の知識・手順・システムをAIエージェントに統合し、 安全かつ効率的な業務支援・自動化・ナレッジ共有 を実現するプラットフォームです。 オープンソース化 により他組織でも導入・発展が期待されます。