概要
- RSSフィード は現在も利用されているが、主要IT企業の方針により利用が困難に
- Google はRSSの普及に貢献しつつも、その後サポートを縮小・廃止
- これにより多くのユーザーがRSSの利用をやめる結果に
- Googleの「囲い込み→拡張→廃止」モデルが指摘される
- オープンウェブとインターネットの自由に対する重大な脅威
GoogleによるRSSサポート縮小の歴史
- Google は当初、RSSプロトコルを活用し多くのユーザーを獲得
- ユーザーの囲い込みが進んだ後、段階的にRSSサポートを廃止
- ユーザーや開発者からの要望や苦情を無視する傾向
ChromeブラウザからのRSSボタン削除
- 初期の Chromium にはRSSボタンが標準搭載
- サイトにRSSフィードがある場合、アドレスバーにRSSアイコン表示
- ボタンをクリックするだけでRSS購読が可能な設計
- しかし、理由説明なしにRSSボタンを突然削除
FeedBurner買収とRSS制限
- 2007年、Googleは FeedBurner を買収
- FeedBurnerはRSSフィードをGoogle所有のものに置き換え、広告やトラッキングを追加
- 2012年にはFeedBurner APIを閉鎖し、サードパーティ連携を不可能に
- 2022年には主要サービス(メール配信等)も廃止、多くのユーザーがRSS購読不能に
Google Readerの終了
- 2005年、Googleは Google Reader をリリース
- シンプルなUIでRSSフィードの整理・購読が可能
- 2013年、利用者が多かったにもかかわらず突然サービス終了
- Googleは「利用減少」を理由に挙げたが、内部からは「終始廃止圧力があった」との証言
- 代替案やRSS継続利用の案内もなく、多くのユーザーがRSS自体を離脱
Google AlertsからのRSS削除
- Google Alerts は検索語に合致する新着情報を通知するサービス
- 2008年、RSSでのアラート受信機能を追加
- 2013年、RSS受信を廃止しメールのみ対応に
- 後に一部RSS復活も、Google Reader終了後で利用者は激減
RSS拡張機能の削除
- Chrome拡張機能 としてRSSアイコンを提供
- 一度削除されたが、批判を受けて一週間後に復活
- 復活したものの、RSSの優先度が低いことが明らかに
Google NewsでのRSS廃止
- 2002年、 Google News でRSS購読が可能に
- 多くのユーザーがGoogle News経由でRSSを利用
- その後RSSサポートを段階的に終了、2017年には完全廃止
- 公式な理由説明はなく、ユーザーは代替手段探しを強いられる
最近の動向
- 2021年、 Google Chrome でRSSサポート復活を発表
- しかし、正式リリースや詳細は不明のまま
- Googleの過去の経緯から、今後も安定したRSSサポートが期待できない状況
GoogleのRSS方針がもたらす影響
- オープンウェブとRSSの発展に逆行する動き
- ユーザーのRSS利用意欲や信頼感の低下
- RSSフィードの自由とインターネットのオープン性に対する脅威
Open RSSの役割と支援のお願い
- Open RSS は米国ワシントンD.C.に拠点を置く非営利団体
- 利用者からの寄付のみで運営
- サービス継続・発展のため、寄付の協力を呼びかけ