概要
- 本書は 数学 と ソフトウェア の関係に焦点を当てたプログラマ向けの実用書
- 論理学 の基礎を使い、ソフトウェア設計や検証の手法を解説
- 数学の予備知識は不要、 中級以上のプログラミング経験者 向け
- PDF・EPUB でDRMフリー、Amazonでも購入可能
- 実践例と理論 の両方をバランス良く収録
プログラマのための論理的ソフトウェア設計入門
- 数学 と ソフトウェア、その相互作用によりプログラムの設計・検証・理解を深める書籍
- 論理学 (特にブール代数)の基本を学ぶことで、現場で役立つテクニックを多数紹介
- 実用性重視 :条件式の簡略化、API変更による影響検証、レースコンディション検出、分散処理の最適化など
- 数学知識不要 :AND・OR・NOTなどプログラマが日常的に使う論理演算のみで理解可能
- 対象読者 :ループやバージョン管理、テストなどの基本を理解した 中級〜上級プログラマ
- 一部の章ではSQLやAPI設計など特定分野の知識も要求
- 各章は独立しており、興味や必要に応じて選択可能
タイトルの「A」と「E」について
- 論理記号 ∀(for all)と ∃(there exists)の英語表記をタイトルに採用
- 例:∀p ∈ Person: ∃c ∈ Color: IsFavoriteColor(p, c) → all p in People: (some c in Color: IsFavoriteColor(p, c))
- 数式記号を避け、英語表現で学習や検索を容易に
購入方法・フォーマット
- PDF・EPUB 形式でスマホやPCで閲覧可能
- 印刷版 は白黒印刷・広めの余白でAmazonで販売
- DRMフリー で自由に利用可能
目次と主要トピック
- 論理学入門 :述語、ブール値、集合、量化子
- リファクタリング :書き換え規則の活用
- テスト手法 :プロパティテスト
- 正しいコード設計 :契約、サブタイピング
- コード検証 :形式的検証、Dafny
- データ操作 :データベース理論
- 意思決定の解読 :決定表
- ドメインモデリング :形式仕様記述、Alloy
- システム設計 :時相論理、TLA+
- 数理問題解決 :制約・SMTソルバー
- 論理プログラミング :Prolog、アンサーセットプログラミング
- 付録 :数学記法、書き換え規則集、論理学の発展的話題
- GitHub で全コードサンプルと追加例を公開
ボリュームと内容量
- 本文 約50,000語、 200ページ超
- 追加課題でさらに 4,000語 収録
Pythonのall([])がTrueとなる理由
- all関数 はリストのすべての要素がTrueか判定
- 任意のリストxs, ysに対し all(xs . ys) == all(xs) && all(ys) という性質
- ys = []の場合、all(xs) && all([]) == all(xs) となる
- all([]) = Trueであれば、恒等式 all(xs) == all(xs) が成立
- TrueはAND演算の単位元 であり、sum([])=0、any([])=False も同様の理由
サンプル・さらなる情報
- 興味があれば サンプル章 を読んで雰囲気を確認可能
- 実践的な論理学の応用例 を多数収録し、現場で役立つ知識を提供