概要
- 賃貸アパート のアナログAC操作を自動化するための DIYプロジェクト
- ESP32 とステッピングモーターを使った 物理的なノブ操作ロボット の構築
- Home Assistant と MQTT連携 によるスマート化
- 低予算 ・ 経験ほぼゼロ でも実現可能な方法
- 設計選択・実装・工夫点 を詳細に解説
レトロACをDIY自動化する話
- アナログノブ式AC しかない賃貸アパートの悩み
- 立ち上がって手動で操作 するのが面倒という課題
- 必要なものは ステッピングモーター・ESP32・やる気 のみ
- 約15ドル でパーツ調達、数時間で組み立て
- シャフトカプラー・L字金具・バインダークリップ・段ボール 等で固定
- Home Assistant と MQTT で制御、温度センサー連動でON/OFF自動化
- 物理的にノブを回すだけ のシンプル構成で、賃貸でも安心
アプローチ選定と工夫
- 壁内配線やスマートリレー 導入は非現実的(高電圧・賃貸制約・手間)
- スマートプラグ はNEMA 5-20P対応品がほぼ無く断念
- ロボットアーム方式 でノブを物理的に回す発想へ転換
- 2つのダイヤル (モード・温度)のうち、 温度ダイヤル操作 を選択
- 低トルク・低コスト で済む
- 「最大冷却」「最大加熱」方向に回すだけの単純操作
- 失敗例 も多数(シャフトカプラー選定ミス・木製スキューア失敗など)
ハードウェア構成・コスト
- ESP32開発ボード :Amazonで6ドル
- シャフトカプラー :6.69ドル
- ステッピングモーター+コントローラー :2.66ドル
- L字金具・ネジ・USBケーブル :家にあったものを再利用
- 合計コスト:約16ドル
- 賃貸なのでネジ止め不可、金具とクリップで工夫して固定
- トルク対策 として金具をモーターに直付けし、壁で受け止める設計
ファームウェアとソフトウェア
- Wi-Fi接続・ローカルWebサーバー・MQTT対応 のシンプルな構成
- ClaudeやGemini 等のLLMを使ってコード自動生成
- Web UI でWi-Fi設定や操作が可能
- ソースコードも公開
Home Assistant連携
-
MQTT Discovery 機能を活用し、 カバー(cover)デバイス として認識
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MQTT はIoT向けの軽量プロトコルで、Home Assistantとの親和性が高い
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ダイヤル操作を「開閉」にマッピング し、リモートから操作可能
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自動検出 でYAML記述不要、設定も簡単
- 例:ESP32が起動時に以下のようなJSONをMQTTで送信
- name: "AC Stepper Cover"
- unique_id: "ac_stepper_esp32_01"
- command_topic: "homeassistant/cover/ac_stepper_cover/set"
- など
- 例:ESP32が起動時に以下のようなJSONをMQTTで送信
まとめ・所感
- 低予算・低スキルでもDIYスマートホーム化 は十分可能
- 物理的なノブ操作 という力技でも、工夫と根気で実用レベルに到達
- Home AssistantやMQTT 等のオープン技術の活用がカギ
- 賃貸でも原状回復可能な工夫 が重要
- 「ちょっと無理やり」でも実現できる面白さ と達成感