概要
- Soundslice の楽譜スキャナーに予期せぬ利用が発生
- ChatGPT による誤情報が原因でASCIIタブ譜の画像アップロードが急増
- ASCIIタブ譜のサポートは本来未対応
- 需要に応じて新機能として ASCIIタブインポーター を開発
- 誤情報への企業対応と今後の課題
ChatGPT誤情報によるASCIIタブ譜問題
- Soundslice の楽譜スキャナーは写真から楽譜をデジタル化するサービス
- エラーログを監視していると、通常の楽譜画像ではなく ChatGPTセッションのスクリーンショット が増加
- 画像内容は ASCIIタブ譜 で、ギター用の簡易な記譜法
- 本来のスキャナーはこの形式に非対応
- 調査の結果、 ChatGPTが「SoundsliceでASCIIタブ譜をインポートすれば音声再生できる」と案内 している事実を発見
- 実際には ASCIIタブ譜のインポート機能は未実装 であり、誤った期待をユーザーに与えていた
対応と新機能開発
- 誤情報による新規ユーザーの流入が継続
- 最初は「 ChatGPTの案内を無視するよう注意喚起」を検討
- 最終的には 需要に応じてASCIIタブインポーターを急遽開発
- UI文言も新機能について案内するよう変更
- ChatGPTの誤情報 がきっかけで新機能を作るという異例の判断
感想と今後の課題
- ユーザーの利便性向上には満足感
- 一方で 誤情報への受動的な対応 に複雑な心境
- 今後も AIによる誤情報拡散 が企業活動や製品開発に影響を与える可能性
- 正しい情報発信 と柔軟な対応力の重要性