概要
Artificial Analysis Intelligence Index v4.1 は、9つの評価指標を用いてAIモデルの知能や性能を総合的に評価。 コスト、速度、応答性、オープン性 など多角的な指標で比較可能。 AA-Briefcase Elo や AA-Omniscience Index など、独自の知識・推論評価も導入。 モデルの商用利用可否やパラメータ数 も明示。 各評価指標の詳細は Intelligence Index methodology で確認可能。
Artificial Analysis Intelligence Index v4.1 の概要
- Artificial Analysis Intelligence Index v4.1 は、AIモデルの総合的な知能評価指標。
- 評価には GDPval-AA v2、 𝜏³-Banking、 Terminal-Bench v2.1、 SciCode、 Humanity's Last Exam、 GPQA Diamond、 CritPt、 AA-Omniscience、 AA-LCR の9つを採用。
- 推論モデル は電球アイコンで識別。
- 各評価の詳細や実施方法は Intelligence Index methodology で解説。
指標の詳細
- AA-Briefcase Elo :知識作業ベンチマーク。分析品質Elo、プレゼンElo、ルーブリック合格率を統合した指標。
- ルーブリック合格率は合成対戦方式でEloに変換。
- 信頼区間は0でクランプ。
- AA-Omniscience Index :知識の信頼性と幻覚(誤答)を評価。
- 正答に報酬、幻覚にペナルティ、無回答は減点なし。
- スコア範囲は-100~100、0は正答と誤答が同数を示す。
オープン性・商用利用
- Openness Index :モデルのオープン性を0~100で評価。高スコアほどオープン。
- モデル重みの公開状況 や 商用利用制限 も明示。
コスト・価格指標
- タスクごとの平均コスト (USD)。入力、キャッシュヒット、キャッシュ書き込み、推論、回答トークン価格を反映。
- キャッシュヒット価格 :APIプロバイダーごとに異なるキャッシュ料金体系。
- Anthropic:キャッシュ書き込み・TTL別料金
- Google Vertex/Gemini:キャッシュストレージ時間課金
- OpenAI/DeepSeek:基本的にヒット料金のみ
- 出力トークン単価 もUSD/100万トークンで表示。
トークン使用量・速度・応答性
- 1タスクあたりの平均出力トークン数 を算出。
- コンテキストウィンドウ :入力+出力トークンの最大合計数。RAG用途で重要。
- 出力速度 :1秒あたりの出力トークン数。高いほど高速。
- 平均デコード時間 :1タスクあたりの平均処理時間(分)。
- 初回応答トークンまでの遅延 (秒):推論モデルの「思考」時間含む。
- エンドツーエンド応答時間 :500トークン出力にかかる総時間。
モデル規模(オープンウェイトモデル限定)
- 総パラメータ数 :学習時に調整された重み・バイアスの合計(十億単位)。
- 推論時アクティブパラメータ数 :Mixture of Experts(MoE)モデルでは一部のみ活性化。Denseモデルは全パラメータ活性化。
評価指標の活用と比較
- モデルごとの知能・コスト・速度・応答性 を多角的に比較可能。
- 業務自動化や知識作業AI の選定指標として活用。
- 各評価の詳細や評価方法 は公式メソドロジーを参照。
まとめ
- Artificial Analysis Intelligence Index v4.1 は、AIモデルの性能・コスト・オープン性・応答性を総合的に評価するための最新指標。
- 独自ベンチマーク と 透明な評価基準 で、用途に応じた最適なAIモデル選定をサポート。