世界を動かす技術を、日本語で。

予備のMacを「Claude Code」を制御するために設定する手順ガイド

2026年7月19日原文(ykdojo.github.io)

概要

  • Claude Code を安全に利用するための、予備のMacを常時稼働機としてセットアップする手順
  • SSH やスマホのClaudeアプリから遠隔操作可能
  • 本体Macと分離 することでリスクを軽減
  • パスワードレスsudo やクリップボード同期など実用的な設定も網羅
  • コンテナ運用との違い やメリットも解説

予備MacをClaude Code専用エージェント機にする方法

  • 目的: Claude Codeを本体Macとは分離した環境で安全に使うためのセットアップ手順
  • メリット: 本体Macのリスクを排除し、研究や開発作業を安全に委任できる環境構築
  • 対象: 予備Mac(ターゲット)と普段使いのMac(ソース)の2台構成

なぜこの構成を選ぶのか

  • コンテナ運用 は本体Mac上で動作し完全な分離ができない、Unity等のMac専用アプリも利用不可
  • OpenClaw等の代替 はClaude Codeの最新機能やClaudeサブスクリプションの活用に制限
  • 専用Mac ならフル機能・高い安全性・柔軟なリモートコントロールが可能

必要なもの

  • 予備Mac (ターゲット)
  • 本体Mac (ソース)、同じWi-Fiネットワーク上

1. ターゲットMacの初期化とアカウント作成

  • 個人データ削除: データが残っている場合は初期化推奨
    • Apple Silicon/新型: 「システム設定」→「一般」→「転送またはリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」
    • Intel Mac: Cmd+Rでリカバリ起動→ディスクユーティリティで消去→macOS再インストール
  • 新規ローカルアカウント 作成、Apple ID未サインイン推奨
  • 管理者権限 付与必須: 「ユーザとグループ」→「このユーザに管理を許可」

2. ターゲットMacでリモートログイン(SSH)有効化

  • ターミナルで以下を実行:
    sudo systemsetup -setremotelogin on
    
  • 「フルディスクアクセス権限」要求時は、ターミナルに権限付与→再実行

3. パスワードレスsudo設定

  • ターゲットMacで以下を実行
    echo "<user> ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL" | sudo tee /etc/sudoers.d/<user>-nopasswd >/dev/null
    sudo chmod 440 /etc/sudoers.d/<user>-nopasswd
    sudo visudo -cf /etc/sudoers.d/<user>-nopasswd
    
  • sudo -n true で動作確認

4. ターゲットMacのアドレス確認

  • ホスト名推奨:
    scutil --get LocalHostName
    
    • <target-host>.local形式で利用
    • 必ずネットワーク内でユニークな名前に設定
  • IPアドレス も利用可能だが、変動するため非推奨

5. ソースMacからパスワードレスSSH設定

  • SSHキー作成(未作成時):
    ssh-keygen -t ed25519
    
  • 公開鍵コピー:
    ssh-copy-id <user>@<target-host>.local
    
  • 動作確認:
    ssh <user>@<target-host>.local whoami
    

6. ターゲットMacをスリープさせない設定

  • ターゲットMacで以下を実行:
    sudo pmset -c sleep 0
    sudo pmset -c disablesleep 1
    sudo pmset -c displaysleep 0
    
  • スクリーンセーバー無効化:
    defaults -currentHost write com.apple.screensaver idleTime 0
    

7. SSH経由でクリップボード同期

  • clip.sh スクリプト導入で、テキスト・画像のクリップボード同期を実現
  • ソースMacで導入:
    curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/ykdojo/claude-controls-mac/main/clip.sh -o ~/.local/bin/clip
    chmod +x ~/.local/bin/clip
    export IC_BOX="<user>@<target-host>.local" # ~/.zshrcに追記
    
  • 使用例:
    • clip send:本体Mac→ターゲットMacへクリップボード送信
    • clip get:ターゲットMac→本体Macへ取得

8. ターゲットMacにClaude Codeインストール

  • ソースMacからリモートでインストール:
    ssh <user>@<target-host>.local 'curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash -s -- 2.1.201'
    
  • ~/.local/binをPATHに追加(.zshenv推奨)

9. Claude Code向け環境のセットアップ(任意)

  • setup-claude-env.sh で推奨環境を一括構築
  • 対話モードまたはフラグ指定でカスタマイズ導入可能
  • 例:
    ssh -t <user>@<target-host>.local 'curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/ykdojo/claude-controls-mac/main/setup-claude-env.sh -o setup-claude-env.sh && bash setup-claude-env.sh'
    

10. ClaudeとGitHubへのログイン

  • ターゲットMacにSSHログイン後、claudeコマンドでAnthropicアカウント認証
  • GitHub CLI(gh auth login)もセットアップ推奨(別アカウント推奨)

11. SSH経由のコンピュータ操作(任意)

  • Claude Codeがデスクトップ操作・スクリーンショット取得を可能にする追加設定
  • macOSの権限制御を回避するため、 LaunchAgenttmux サーバをGUIセッション内で常駐
  • 詳細はsetup-computer-use.shスクリプトで自動化可能

まとめ

  • 予備MacをClaude Code専用マシン として安全に運用するための完全ガイド
  • SSH・クリップボード同期・パスワードレスsudo など実用的なリモート運用ノウハウ
  • 本体Macとの分離 によるリスク低減と柔軟な遠隔操作環境の実現

Hackerたちの意見

現在、別のMac mini M4にClaude Desktopをインストールして、Dispatchで操作してるんだけど。この方法にする理由ってあるのかな?今の設定だと、Mac miniのローカルアカウントに対して完全にコントロールできてるみたいだし。

Dispatch/Coworkは基本的にコンテナ内のclaudeコードだよ。「なぜコンテナで実行しないのか?」ってセクションが、君の質問に答えてくれると思う。例えば、Coworkはコンテナの権限のせいでPDFや他のファイルをダウンロードしたり、読み込んだりできないんだ。普通のclaudeコードはcurlやwgetを使うのに問題ないけどね。

これにM4が必要な理由って何?ほとんどの「思考」がAnthropic側で行われてるなら、特にリソースを食うアプリを使ってるの?

DispatchはRCよりも能力が劣ると感じた。後者は直接的なCode体験に近いけど、RCモードとClaudeが所有するサンドボックスの間にはいくつかのギャップがある。できればClaudeに自分のマシンをサンドボックスホストとして使ってほしいな、毎回RCをホストセッションで動かすのは面倒だから。(ボリス、聞いてる? ;))その間、私は新しいコードの軌道を実行するために新しいtmuxウィンドウとClaude RCセッションを作成する、ちょっと不安定なマスターRCセッションを使ってる。もう一つの利点は、RCのバグに遭遇したときにtermuxを使って直接Codeを使えること。iOSのUIでは権限のUXがちょっと不安定だと感じた。

Claudeのディスパッチは、これとは違うやり方をしてる。ディスパッチは便利な部分もあるけど(コネクタを含めて)。でも、どうやらディスパッチはコワーキングの上に徐々に追加された感じで、モバイル、デスクトップ、ノートパソコン間で統合された戦略がなかったみたい。これは多くの人が20代で学んだことなんだよね。

古いM2で似たようなことをやってるよ。ローカルモデルには力不足だけど、まあ十分なローカルモデルには使えるし、openclawとClaudeには完璧だね。MacBook M1/M2も今はMac miniに比べて安くなってるし、ちょっと驚いたよ。まあ、驚きすぎではないけどね。

16GB以上のMacBook AirやMacBookが異常に高くなっちゃったのは残念だな。こういう使い方が影響してるんだろうね。

私のセットアップは逆になってるよ。強力なマシン(フレームワークデスクトップ)がヘッドレスAIマシンで、M1のMacBook Proが日常使いのマシン。うまくいってるよ!

最近、ホームラボ/メディアサーバーをやり直したんだ(古いNUCから切り替えたんだけど、どうやってもオーバーヒートが止まらなくて、結構改造したのにね。今はi5プロセッサのHP EliteDeskを使ってて、スタックをうまく処理してる)。Claudeを実行するために、基本のUbuntuインストールでVMを設定しようと思ってる。Dispatchを試すか、単に生のClaudeコードを入れて、iPhoneやiPadでMoshiアプリを使うかも。

自分もUbuntuのVMでClaudeを使った似たような設定してる。ルーチンになりそうなスケジュールされたタスクを処理してくれるんだ。まだディスパッチは設定してないけど、iMessageが必要ないならMacに何のメリットがあるのか気になるな。

どうしてもAIが24/7で助けてくれる良い使い方が思いつかないんだ。助けてほしい!これが必要だって思いたいんだ!

/remote-controlを使って、使用制限や締切に対してスムーズに開発を進めるのが好き。

Hacker Newsで議論の続きを見る