概要
- 米軍基地で流行中のインフルエンザ株は不明
- 夏季でも基地内での感染リスクは高い
- 一部軍組織でインフルエンザワクチン接種義務が復活
- 歴史的に米軍は感染症対策に積極的
- 1945年からワクチン義務化の実績
米軍基地におけるインフルエンザ流行とワクチン政策
- 基地内で 流行しているインフルエンザ株 は現時点で特定されていない状況
- 一般社会では 夏季のインフルエンザ流行 は低調だが、基地内の 密集環境 では感染拡大リスクが顕著
- Pentagon は一部軍組織(Army, Navy, Air Force, National Security Agency, Defense Health Agency)に対し、 例外的にインフルエンザワクチン接種義務 を認める措置を実施
- この例外措置は 包括的なリスク評価 に基づき、 作戦準備態勢の最大化 と リスク集団の保護 を目的としたもの
- Air Force は Texas基地の新兵全員へのワクチン接種 を目指し、 Army も海外派遣部隊など他グループへの拡大を準備
米軍と感染症対策の歴史
- 米軍は 1777年にGeorge Washingtonが天然痘接種を命令 したことに始まる長い感染症対策の歴史を持つ
- 1918年3月、Kansasの軍基地で重症インフルエンザが発生 し、その後のパンデミックで 43,000人の米軍兵士が死亡
- 第一次世界大戦中の米軍死者の約半数がインフルエンザ関連死 という深刻な被害
- 米陸軍は 初のインフルエンザワクチン開発を支援 し、軍人で 安全性と有効性の試験 を実施
- 1945年、ワクチンのライセンス取得と同時に米軍初のインフルエンザワクチン義務化 を開始