概要
- 本文は、AIの過剰な盛り上がりに対する批判と、個人的なパソコンへの愛情を語るエッセイ
- 幼少期のコンピュータとの出会いから、趣味やキャリア形成までの成長過程を回想
- 雑誌やインターネットを通じた自己発見と学びの体験
- プログラミングへの挑戦と失敗、そして成功への道のり
- 現代のテクノロジー文化への懸念と、それでも変わらぬ「コンピュータ愛」
コンピュータへの愛とAI時代の憂い
- Aftermath Podcast での議論にて、 Chris Person が語った「 I love the computer」という言葉への共感
- AIバブルに群がる「 snake oil salesmen」への怒りと、愛する分野が搾取されることへの憂い
- 自分もまた、 コンピュータ への深い愛情を持つことの確認
幼少期の出会いと成長
- 母親が仕事から持ち帰った IBM 486 DX6 が、初めてのコンピュータ体験
- Windows 3.0搭載、 Paint/SkiFree/Solitaire などが導入された家庭用PC
- サウンドカードやCD-ROMドライブの追加、 Plug & Play の苦労
- 幼い頃の不安定な生活の中で、 唯一の安定 となった存在
雑誌文化と自己発見
- インターネット前夜、 TEKNO/Geek/Incite PC Gaming/PC Gamer などの雑誌から情報収集
- ゲーム中心の興味、雑誌付録のフロッピーやCDの探求
- 「 geek/gamer/computer guy」としての自己アイデンティティ形成
- 雑誌の粗野な文化や時代背景を振り返りつつ、 紙媒体の魅力 を再評価
インターネットと新たな世界
- マレーシアの学校で 常時インターネット接続 を初体験
- GeoCitiesの映画レビュー、Javaゲーム、SNES攻略サイトの印刷
- 雑誌とネットの並行利用、 デジタル世界 への没頭
- 引越しを重ねながらも、 コンピュータとの一体化 を実感
プログラミングへの挑戦
- 初めてのプログラミングは Java記事 の写経と失敗(.exe保存で動かず)
- コンパイルやスクリプトの概念を理解できず、数年間挫折
- 学校や友人の助けで Java/C++/PHP などを習得
- 大学で Computer Science を専攻、趣味と実益を兼ねたキャリア形成
- 多様な言語での開発経験、オープンソースやウェブ制作の実績
テクノロジー文化の変容と葛藤
- 幼少期から現在まで、 コンピュータが人生形成に大きく影響
- キャリアの成功と満足感、一方で現代の テック業界の変質 への失望
- オープンな理想で築かれたインターネットが、 資本主義の罠 や「 brogrammer」文化に侵食される現実
- オープンソースの成果が AI学習データとして搾取 され、逆に商品化される矛盾
それでも変わらぬ「コンピュータ愛」
- プログラミングの民主化 や、分散型・自営型サービスへの移行が進む現代
- インターネットの閉塞化と対照的に、 自由なテック文化 を守る動き
- 「変わり者」としての自分に戻る覚悟と、 純粋な好奇心 を大切にする姿勢
- 最後に、「 I love the computer」という思いの再確認
脚注
- 90年代初頭のコンピュータ普及状況
- Codebergプロフィールの紹介
- 「デジタルエージェンシーのコンサルタント」としての職歴
- 「優雅に」中年へ突入する自分への自嘲