概要
- Mythos-classモデル の安全運用のため、 30日間のデータ保持 とレビューを実施
- 2026年6月9日 から新ポリシーが適用
- 一部の ZDR(ゼロデータ保持)組織 のみが対象
- 消費者向けプラン は既存のデータ保持方針のまま
- データ保護体制や設定変更の必要性についても解説
Mythos-classモデルにおけるデータ保持と安全対策の新方針
- Mythos-classモデル 及び同等の能力を持つ将来モデルに、 30日間の入力・出力データ保持 を義務付け
- データ保持の目的: 信頼性・安全性確保 のためのパターン分析
- 対象範囲: 全プラットフォーム で提供されるMythos-classモデル
- 消費者向けプラン(Claude Free, Pro, Max) は従来通りの運用
- Claude.aiやClaude Codeを含む
- 新ポリシーは ZDRを設定した組織 のみが対象
- Claude ConsoleでZDRを設定したワークスペース
- Claude EnterpriseでClaude CodeをZDR利用
- AWS Bedrock、Google Cloud Agent Platform、Microsoft FoundryでZDR利用
新方針の背景と目的
- Claude Mythos 5 の能力向上により、悪用リスクも増加
- Claude Fable 5 は追加の安全策を実装
- 悪用パターンの検知 には、複数リクエストを横断的に分析する必要
- 例:Best-of-N jailbreakingや大規模な不正利用
- 一時的なデータ保持で、 高度な脅威検知 を実現
データ保護体制とプライバシー
- Anthropic社員 は、重大な危害懸念や顧客の書面要請時のみ会話へアクセス可能
- アクセスは 承認済みレビュワー による専用ツール経由
- エクスポート・コピー・ダウンロード不可
- すべてのアクセスは 改ざん不可のログ に記録
- 30日経過後に自動削除
- 例外:安全調査中や法的要件時のみ保持
- 顧客管理型暗号鍵 やアクセス監査ログの追加も可能
- 情報セキュリティプログラム を整備し、既知・予測される脅威に対応
設定変更が必要な場合
- 本変更は ZDR設定組織 のみ影響
- それ以外の組織は 設定不要
- 対象組織は 指定モデル利用時にデータ保持設定 が必要
- Claude API利用チーム
- Claude Code利用チーム
- Claude for EnterpriseでClaude chatやCowork利用チーム
関連情報・参考資料
- ビジネスアソシエイト契約(BAA) に関する記事
- パブリックセクター向けFAQ
- Microsoft 365との連携方法
- リアルタイムサイバーセーフガード の詳細
- 対象モデル一覧
- 詳細は Trust Center 掲載の技術ホワイトペーパー参照