概要
Plasmaは Waylandへの完全移行 を公式に発表。 Plasma 6.8 からX11セッションが削除され、Wayland専用環境に。 X11アプリは XWayland経由で引き続き利用可能。 Plasma 5.27以前のユーザーには影響なし。 移行過程での課題や要望は 積極的に受付中。
Plasma Wayland移行の正式発表
- 15年前 のMartin氏による「It's done when it's done!」のスライドからの進展
- ソフトウェアは常に進化し続けるが、 X11の役割終了 を宣言
- Plasma X11セッション は公式に削除、X11固有コードの大規模クリーンアップ開始予定
- Plasma 6.8リリース(約5ヶ月後) から適用
Plasma 6.8での主な変更点
- ログイン画面 からX11セッションが削除、 Waylandセッションのみ 選択可能
- Plasma ShellやSystem Settings、デバイス設定など X11固有コードの完全撤廃
- XWaylandサポートは継続、X11アプリの利用は引き続き可能
変わらない点
- XWayland経由でX11アプリ の利用継続
- 他のデスクトップ環境での KDEアプリはX11でも動作
- Plasma Login Managerは 他デスクトップ環境のX11セッション へのログインに対応
今後の展望
- Wayland専用化 により、パフォーマンス向上・メモリ最適化・新機能追加が容易に
- 二重コードパスの維持負担からの解放 による開発効率向上
移行の準備状況
- KDE内の統計 ではPlasma 6.6ユーザーの 95%以上がWayland を利用
- X11上でのテストや開発は ほぼ停止、KDE開発者の関心もWaylandへ移行
- Sentry(自動クラッシュレポート)でも同様の傾向確認
- Plasma 5.27以前のユーザーを含めると Wayland普及率は約76%
- Plasma 5.27以前のユーザーには今回の変更は非適用
Wayland移行に関する注意点・サポート
- Plasma 6.0以降、Waylandセッションの完成度に自信
- 一部特殊な領域やカスタムスクリプト、ツール、ワークフローでは 挙動の違いあり
- Plasma 6.7がX11セッションを含む最後のリリース
- 6.8までに Waylandで問題がある場合はフィードバックを歓迎
- すべての問題解決は約束できないが、 ユーザーの声を重視し対応を継続
Plasma 5.27以前のユーザーへの影響
- Plasma 6.8以降の変更は適用されない
- Retroactiveな(遡及的な)影響なし
- 安心して 現行環境の継続利用 が可能
フィードバック・今後への呼びかけ
- Wayland移行で困っている点や要望 の積極的な共有を推奨
- KDEチームは 移行の痛点把握と改善 に注力
- コミュニケーションの重要性 を強調