概要
TTABはOracleに対する不正主張を却下。 Node.jsの創設者として、この判断に強く反発。 本件の主軸は「JavaScript」商標の普通名称化と放棄。 今後はOracleの回答と証拠開示が焦点。 「JavaScript」は全ての開発者のための言語であり、商標独占に反対。
Oracleの「JavaScript」商標に関するTTAB裁定への反論
- 2024年6月18日、Trademark Trial and Appeal Board(TTAB)は、Oracleに対する 不正主張を却下
- 当方はこの決定に同意せず、Oracleが2019年の更新時にNode.js公式サイトのスクリーンショットをUSPTOに提出した点を問題視
- Node.jsは Oracleの製品やブランドではなく、Oracleが作成・運営・利用許可を持たないことを強調
- Oracleが第三者の オープンソースサイトを証拠に使った事実 は、商標利用実態の証明ができないことの裏付け
- ただし「不正」は本件の本質ではなく、 訴訟遅延を避けるため主張を修正せず
- 本件の主な争点は「 普通名称化(genericness)」と「 放棄(abandonment)」
- 「JavaScript」は ブランド名やOracle製品でなく、 世界で最も普及しているプログラミング言語 を指す普通名詞
- 訴訟は迅速に進行し、 8月7日までにOracleは請求内容へ個別に回答
- 9月6日から証拠開示(Discovery)開始
- 「JavaScript」はOracleのものではなく、 19,550人以上がjavascript.tmで同意 (執筆時点)
- この商標は 公共・業界・商標法の趣旨に反し、正当性がない
- 当方が勝訴、またはOracleが商標放棄すれば「JavaScript」は 誰もが自由に使える言葉 に
- ™記号やライセンス不安からの解放
- ウェブを支える言語「JavaScript」が 全ユーザーの共有財産 となることが目標