概要
- CISAの請負業者が AWS GovCloud や内部システムの 重要認証情報 をGitHubで公開
- GitGuardian の研究者が発見し、CISAに通報
- 平文パスワード やクラウドキー、内部資料など多くの機密情報が流出
- CISA は調査中と発表、現時点で機密データの悪用は確認されていない
- 請負業者の セキュリティ管理のずさんさ が明らかに
CISA請負業者によるGitHub認証情報流出事件
- Cybersecurity & Infrastructure Security Agency(CISA) の請負業者が パブリックGitHubリポジトリ で機密情報を公開
- AWS GovCloud の高権限アカウントやCISA内部システムの認証情報流出
- GitHubリポジトリ名は “Private-CISA”、複数のクラウドキーやトークン、平文パスワード、ログ等を含む
- GitGuardian のGuillaume Valadon氏が発見し、CISAへ通報
- GitHubの 秘密検出機能 を意図的に無効化していた形跡
- 平文パスワードをCSVで保存、バックアップもGitで管理
- AWS管理者用認証情報 や内部システムのパスワードが多数公開
- 例:“importantAWStokens”、“AWS-Workspace-Firefox-Passwords.csv”
- “LZ-DSO(Landing Zone DevSecOps)”などの開発環境認証情報
- Seralys のPhilippe Caturegli氏による検証で、公開されたAWSキーは 高権限で有効 と判明
- 内部アーティファクトリ (ソフトウェアパッケージリポジトリ)への認証情報も流出
- 攻撃者による サプライチェーン攻撃 のリスク
- 個人用メールアドレス と CISA関連メールアドレス の併用が確認され、複数環境での利用が推測
CISAと関係者の対応・影響
- CISAは 事態を把握し調査中 と発表、現時点で機密データの悪用は確認されていない
- 流出リポジトリの管理者は Nightwing (バージニア州Dullesの請負業者)所属
- Nightwing はコメントを拒否し、CISAに問い合わせを誘導
- リポジトリは 2025年11月13日作成、GitHubアカウント自体は2018年9月作成
- KrebsOnSecurity と Seralys からの通報後、リポジトリは即時非公開
- しかし、 AWSキーはさらに48時間有効 だったことが判明
- CISAは 予算・人員不足 に直面、過去数年で職員の約1/3が離職
- 内部リソースのパスワードが 「プラットフォーム名+西暦」 など推測しやすいものだった
- 内部認証情報のずさんな管理は 重大な脅威、内部ネットワークからの横展開リスク
流出の原因と総括
- GitHubを 作業用スクラッチパッド や ファイル同期 目的で利用していた可能性
- CISAのような政府機関 での流出は特に深刻な失態
- セキュリティ意識と運用体制の見直し が急務