概要
- locality domain (地域ドメイン)は、米国の特定地域に紐づく無料ドメイン名
- 取得には 米国市民権や永住権 などの資格が必要
- Amazon Lightsail で無料ネームサーバーを利用可能
- 登録は 申請フォーム送付 とDNS設定で完了
- 住所公開や現住所要件の厳格な審査は通常なし
米国のlocality domain(地域ドメイン)無料取得ガイド
- locality domain とは、 frederick.seattle.wa.us のように米国内の特定の都市や地域名が含まれるドメイン
- 1992年から政府契約のもとでインフラ管理
- 米国市民、永住者、または米国内に実体のある組織 のみ申請可能
- 取得には Interim .US Domain Template の提出が必要
1. 取得可能なlocality domainの選定
- 多くのlocality domainは、各地域ごとに異なる会社が管理
- delegated subdomainsリスト (やや古い)で申請先と連絡先を確認
- 例: seattle.wa.us はかつてNW Nexus(現NuOz Corporation)が管理
- リスト掲載外の場合、 gen.your-state.us (例:next.gen.oh.us)で一般登録も可能
- 管理者未委任の場合、 NeuStar が管理し、原則政府機関のみ申請可
2. 無料ネームサーバーの取得
- 一般的なドメインとは異なり、 事前にネームサーバー情報が必要
- Amazon Lightsail で無料DNSゾーン作成が可能
- AWSアカウント作成 → Lightsailコンソール →「Domains & DNS」→「Create DNS zone」
- 取得予定のドメイン名を入力し、ネームサーバー情報を控える
3. ドメイン申請フォームの記入
- Interim .US Domain Template v2.0 に必要事項を記入
- 2. ドメイン名(例:frederick.seattle.wa.us)
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- 組織情報(個人の場合は自宅住所で可)
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- 利用目的(例:ウェブサイト運用予定など)
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- 運用開始日(誕生日で代用可)
- 6-7. 管理者・技術担当連絡先(自身の情報で可)
- 8-9. プライマリ/セカンダリネームサーバー(Lightsailの情報とIPアドレスを記入)
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- US Nexus要件(例:個人利用+米国市民)
4. フォーム送付と登録待ち
- 選定した管理会社へ 申請フォームをメール送付
- 件名例:「I'd like to register a new locality domain with the following information」
- 手続きは自動化されていないため、 数日~数週間 かかる場合あり
- 承認されると登録完了のメールが届く
5. LightsailでDNS設定
- LightsailのDNSゾーンで DNSレコード作成
- ウェブサーバー、Minecraftサーバー、FTPサーバー等のIPアドレスに紐づけ可能
- GitHub Pages などの無料ホスティングも利用可能
- DNS設定後、 新しいlocality domainでサイト公開 が可能
FAQ
- 現住所がlocality内でなくても取得可能か?
- 厳格な現住所審査は通常なし。登録後の住所変更も特に問題なしとの事例あり
- WHOISで住所が公開されるか?
- 住所は登録時のみ使用され、WHOIS検索では管理会社情報のみ表示
謝辞
- sleepless氏、Minh Nguyen氏のガイドを参考に執筆
- より分かりやすくするために独自の解説を追加