概要
- オランダの自殺防止ホットライン「113」がウェブサイト訪問者のデータを同意なしに第三者へ共有
- GoogleやMicrosoftなどの外部企業に技術的なメタデータが送信されていた事実
- GDPR(一般データ保護規則)違反の可能性
- 113は現在、全ての計測・分析ツールを一時停止
- 今後の対応策や再発防止策を調査中
オランダの緊急時・自殺防止ホットライン
- 生命の危険が迫る場合、 112 へ緊急通報
- 自殺念慮やうつ状態の場合、 113 Zelfmoordpreventie へ連絡
- 電話番号: 113 または 0800-0113
- ウェブサイト: 113.nl
113ホットラインのプライバシー問題
- 113のウェブサイト訪問時、 ユーザーのデータ が同意なしに第三者へ送信
- 研究者: Mick Beer(Hackedemia.nl所属) による調査結果
- 送信されたデータ内容
- ユーザーの 位置情報、ブラウザ、デバイス情報
- 直前に訪問したウェブサイト
- 113利用時の 画面録画データ
- これらの情報が Google に同意なしで送信
- Microsoft にはクッキー同意後のみ一部データ送信
GDPR違反の可能性
- GDPR では医療関連の個人データの保護を厳格に規定
- 匿名の自殺防止ホットライン利用も 特に慎重な取り扱い が必要
- 113側の説明
- 会話内容やチャット内容 は共有していない
- 送信されたのは 技術的なメタデータ のみ
- 「利用者のプライバシー保護が最重要」とコメント
113の対応と今後
- 全ての計測・分析ツール を一時停止
- 現在、 原因調査・影響評価・再発防止策 を検討中
- トラッカー再開の有無は未定
プライバシーと信頼性の重要性
- 敏感な情報を扱うサービスにおける 信頼維持の難しさ
- ウェブサイト利用時の デジタルフットプリント への注意喚起
- 利用者が安心して支援を受けられる体制の確立が急務