概要
- They Live Adblocker はuBlock Origin Liteのフォーク版
- 広告を白いタイルとJohn Carpenter映画のスローガンに置換
- ネットワークブロックではなく コスメティックフィルタ で動作
- 拡張機能のインストール・ビルド方法を解説
- 注意点とライセンス情報も明記
They Live Adblocker概要
- They Live Adblocker は、uBlock Origin Liteをベースにした広告ブロッカー拡張機能
- 広告を 非表示にする代わり に、白いタイルと映画『They Live』のスローガンを表示
- スローガン例: OBEY, CONSUME, WATCH TV, SLEEP, SUBMIT, CONFORM, STAY ASLEEP, BUY, WORK, NO INDEPENDENT THOUGHT, DO NOT QUESTION AUTHORITY
- 各広告ごとにランダムで1つのスローガンを表示
- 元アイデアは2015年のブログ投稿から着想
インストール方法
- Releasesページ から最新版のuBOLite_theylive.chromium.zipをダウンロード
- ZIPファイルを 解凍 し、以下のブラウザで手動インストール
- Chromium / Chrome / Brave / Edge
- chrome://extensionsを開く
- 右上の「 デベロッパーモード」を有効化
- 「 パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」を選択し、解凍フォルダを指定
- フォルダはそのまま保持(拡張機能がパスから読み込まれるため)
OBEYタイルを確実に表示する設定
- デフォルトではuBO Liteは「 Basic filtering mode」で動作
- ネットワークレベルで広告をブロックし、DOM要素自体が生成されない
- そのため「They Live」タイルが表示されず、空白になる
- タイル表示には以下の設定変更が必要
- uBO Liteツールバーアイコン → 歯車(⚙)→ ダッシュボードを開く
- 気になるサイトの フィルタリングモードをOptimalまたはComplete に設定
- ページを再読み込み
ソースからビルドする手順
- Node 22 以降が必要
- コマンド例
- git clone --recursive https://github.com/davmlaw/they_live_adblocker
- cd they_live_adblocker/uBlock
- nvm use 22(またはNode 22以上を利用)
- tools/make-mv3.sh chromium(firefox, edge, safariも指定可能)
- ビルド後、uBlock/dist/build/uBOLite.chromium/に拡張機能が生成
- 上記と同様に「パッケージ化されていない拡張機能」として読み込み
動作原理
- uBO Liteの コスメティックフィルタ は通常、CSSでdisplay: none !importantを注入
- このフォークでは、該当箇所をパッチし、白いボックスマスク+::afterオーバーレイを適用
- data-ubol-they-live属性 からスローガンを読み込み
- DOMを走査し、 MutationObserver で遅延読み込み広告も対応
- ランダムなスローガンを各広告要素に付与
- 変更ファイル
- platform/mv3/extension/js/scripting/they-live.js(新規): スローガンリスト、CSS生成、DOMタグ付け
- platform/mv3/extension/js/scripting/css-{specific,generic,procedural-api}.js: 呼び出し箇所
- platform/mv3/extension/js/scripting-manager.js: they-live.jsの先行登録
注意点・制限事項
- 個人の趣味プロジェクト であり、uBlock Origin公式製品ではない
- uBO本体への不具合報告は不可
- 非表示要素を強制的に表示するため、サイトCSSによってはレイアウトが崩れる場合あり
- ユーザー定義のカスタムコスメティックフィルタ は通常通り非表示(OBEYタイル非対応)
- ネットワークブロック された広告は置換されず、従来通り空白表示
ライセンス
- GPL-3.0 (uBlock Origin / uBO Liteと同じ)