概要
多くのCLIツールやSDKが デフォルトでテレメトリ収集 を行う
ツールごとに異なるオプトアウト方法 が存在
ユーザーが一括で拒否できる 標準環境変数の提案
DO_NOT_TRACK=1で全ての追跡を無効化
開発者にも 対応の呼びかけ
CLIツールのテレメトリ問題
- 多くのCLIツールやSDK、フレームワークが 初期設定でテレメトリ収集 を実施
- それぞれのツールが 独自のオプトアウト方法 を用意
- 例:.NET → DOTNET_CLI_TELEMETRY_OPTOUT=1
- AWS SAM CLI → SAM_CLI_TELEMETRY=0
- Azure CLI → AZURE_CORE_COLLECT_TELEMETRY=0
- Gatsby → GATSBY_TELEMETRY_DISABLED=1
- Go → go telemetry off
- Google Cloud SDK → gcloud config set disable_usage_reporting true
- Homebrew → HOMEBREW_NO_ANALYTICS=1
- Netlify CLI → netlify --telemetry-disable
- Syncthing → STNOUPGRADE=1
- ユーザーが すべてのツールで一貫してオプトアウトできない不便さ
標準環境変数による解決策
- 単一で明確な環境変数 によるオプトアウト提案
DO_NOT_TRACK=1を設定することで、以下を一括で拒否- 広告トラッキング
- 利用状況レポート(匿名含む)
- テレメトリ
- クラッシュレポート
- ソフトウェアや第三者への 機能に必須でないリクエスト
- ユーザーが ローカルソフトウェアのみ で完結できる環境構築
シェルごとの設定方法
- Bash
~/.bashrcにexport DO_NOT_TRACK=1を追記
- Zsh
~/.zshrcにexport DO_NOT_TRACK=1を追記
- Fish
~/.config/fish/config.fishにset -x DO_NOT_TRACK 1を追記
- PowerShell
$PROFILEに$env:DO_NOT_TRACK = "1"を追記
- Windows (CMD) システム環境変数
setx DO_NOT_TRACK 1を実行
ソフトウェア開発者への呼びかけ
- テレメトリやアナリティクス、 非必須なネットワークリクエスト を行う場合
DO_NOT_TRACKが1なら すべての追跡を無効化- 既存のオプトアウト手段と 併用して尊重
- テレメトリを デフォルト無効(オプトイン) にすることも検討
関連情報
- no-color.org — NO_COLOR :カラー出力無効化の標準
- force-color.org — FORCE_COLOR :カラー出力強制の標準