概要
- Michigan州で進行中だった「子どもの安全」法案がプライバシー懸念により撤回
- 法案はデバイス利用者の年齢推定と継続的なデジタル年齢信号送信を義務付け
- プライバシー保護の不備やデータ利用制限の欠如が指摘された
- 草の根団体の働きかけで議員が法案撤回に応じた事例
- 今後は包括的な消費者データプライバシー法案策定に向けて協議継続予定
ミシガン州「Digital Age Assurance Act」法案の撤回とその背景
- Michigan州議会で進められていた House Bill 4429 および Senate Bill 284、いずれも「Digital Age Assurance Act」として知られる法案
- これら法案は バイパーティザン(超党派) で提出され、子どものオンライン安全確保を目的
- デバイスメーカーやOSに対し、利用者の 年齢推定 と、アプリ・ウェブサイトへの 常時デジタル年齢信号送信 を義務付け
- Michigan Fair Elections Instituteなどの政策団体が プライバシー保護の不備 を指摘
- データ利用制限や他の個人情報との組み合わせ禁止、削除要件の欠如
- 「恒常的なIDレイヤーが全デバイスに組み込まれる危険性」への懸念
- 法案の責任条項が不明確で、プラットフォーム側の責任回避を助長する可能性
- 他州でも同様の法案が提出されており、 Digital Childhood Alliance によるモデル法案がベースとの指摘
草の根団体と議会の動き
- Michigan Fair Elections Instituteが4月4日に 調査結果を議員へ共有
- 共に法案提出者である Rep. Gina Johnsen や他議員が即座に反応
- 4月6日には 下院法案が撤回、直後に上院法案も撤回
- Rep. Brad Paquette および Sen. John Cherry 両議員が、今後は政策団体と協力し新たな法案策定を目指す意向
今後目指すべき消費者データプライバシー枠組み
- 政策団体は、個別法案ではなく 包括的な消費者データプライバシー法 の必要性を提言
- 収集データの 開示権
- データの 削除権
- データ販売の オプトアウト権
- 収集目的外利用の 禁止
- 草の根団体の活動が州政策や立法プロセスに 実際に影響を与えた好例
- 隠れた資金やモデル法案による政策誘導に対し、 市民の監視と参加が重要 との認識
関連団体・報道
- Digital Childhood Alliance は本記事執筆時点でコメントなし
- 記事執筆者はThe Center Squareの Elyse Apel、全国メディアでも執筆実績あり