概要
Model Context Protocol(MCP)仕様の最新版における主な変更点を要約。 OAuthやセキュリティ強化、ツール出力の構造化などを含む重要アップデート。 HTTP利用時のプロトコルバージョン指定や、リソースリンク機能の追加。 インターフェースやリクエストスキーマにも複数の拡張を実施。 詳細な変更履歴はGitHubにて確認可能。
Model Context Protocol 仕様の主な変更点(2025-03-26以降)
- JSON-RPCバッチ処理 のサポート削除(PR #416)
- ツール出力の構造化 に対応(PR #371)
- MCPサーバー を OAuth Resource Server として分類
- 対応する Authorization server の検出用に保護リソースメタデータを追加(PR #338)
- MCPクライアント に Resource Indicators (RFC 8707)の実装を必須化
- 悪意あるサーバーによるアクセストークン不正取得の防止(PR #734)
- 認可仕様 および新設の セキュリティベストプラクティスページ でセキュリティ考慮事項を明確化
- Elicitation機能 の追加
- インタラクション中にサーバーがユーザーに追加情報を要求可能(PR #382)
- ツール呼び出し結果 への リソースリンク 追加(PR #603)
- HTTP利用時、以降のリクエストで MCP-Protocol-Versionヘッダー による交渉済みプロトコルバージョンの指定を必須化(PR #548)
- Lifecycle Operation における SHOULD から MUST への仕様強化
その他スキーマ変更
- 複数のインターフェース型に _metaフィールド を追加し、適切な利用方法を明記(PR #710)
- CompletionRequest に contextフィールド を追加
- 事前に解決済み変数を含めた補完リクエストが可能に(PR #598)
- titleフィールド を追加し、プログラム識別子用のnameと区別
- 人間向け表示名の指定が可能に(PR #663)
変更履歴の確認方法
- すべての変更点の詳細は GitHub にて公開
- 最新のプロトコル改訂以降のフルチェンジログ参照推奨