概要
- FTC が OkCupid と Match Group Americas に対して措置を実施
- ユーザー情報の 第三者提供 と プライバシーポリシー違反 が問題
- 企業側は プライバシー誤表記の禁止 を含む和解案に合意
- FTC は企業のプライバシー約束を厳格に執行
- 今後の 利用者保護 と 透明性向上 が期待される
FTCによるOkCupidとMatch Group Americasへの措置
- FTC(Federal Trade Commission) が OkCupid とその関連会社 Match Group Americas に対する措置を発表
- OkCupid がプライバシーポリシーに反して、 写真や位置情報などの個人情報 を無関係な第三者へ提供した事実
- 和解案 により、企業は今後 プライバシーポリシーの虚偽記載禁止 を求められる
- Dallas 拠点の Humor Rainbow, Inc. がOkCupidを運営、Match Group Americasがサービス提供
- FTCの訴状 では、OkCupidが数百万人分の個人情報を無断で第三者に渡したと指摘
問題となったプライバシー侵害の詳細
- OkCupid は「プライバシーポリシーに明記された場合や利用者に通知しオプトアウト機会を提供した場合以外、個人情報は共有しない」と約束
- 実際には、 サービスプロバイダーやビジネスパートナー、関連企業以外 の第三者に情報を提供
- 第三者はOkCupid創業者が投資していた企業で、正式な業務提携なし
- 約300万件 のユーザー写真、位置情報等が契約制限なしで第三者へ渡された
企業側の隠蔽行為
- 2014年9月以降、MatchとOkCupidは情報共有の事実を 隠蔽 し、FTCの調査を妨害
- ニュース報道で第三者へのデータ提供が明らかになった際も、企業側は関与を否定
和解内容と今後の規制
- OkCupid と Match は今後以下の点で 虚偽表示の禁止 を約束
- 個人情報(写真・位置情報・属性情報等)の収集、利用、開示、削除、保護の範囲
- 個人データの収集・利用・開示の目的
- プライバシーコントロールやユーザーインターフェースでの選択肢の機能説明
- FTC のスタッフによる訴状と最終命令は 2-0 で承認
- テキサス北部地区連邦地方裁判所 にて訴状・命令を提出
- 最終命令は裁判官の承認を経て 法的効力 を持つ
FTCのコメントと今後の影響
- FTC消費者保護局長Christopher Mufarrige のコメント
- 「FTCは企業のプライバシー約束を守るために調査・措置を実施」
- 「必要に応じて訴訟も辞さない姿勢」
- 今回の措置により、 消費者の個人情報保護 と 企業の透明性向上 への圧力が強化