概要
- CERN がOpen Research Europe(ORE)新フェーズのホスト機関に選定
- OREは 欧州委員会 と欧州各国の資金提供団体によるオープンサイエンス推進プラットフォーム
- 新OREプラットフォームは Diamond Open Access 方針に沿い、著者資格を拡大
- 投稿・出版無料、透明性と高品質を両立した公開査読モデルを採用
- CERNの知見を活かし、欧州研究コミュニティの協力深化と研究成果の公開促進
Open Research Europe(ORE)新フェーズの概要
- CERN が新たなOREプラットフォームの技術・運用基盤を提供
- 欧州委員会 と欧州各国の資金提供機関・研究機関による資金コンソーシアム設立
- Diamond Open Access Action Plan(2022) に準拠したコミュニティ主導型出版
- 著者資格を 資金提供国の研究機関所属者 まで拡大
- 欧州委員会資金提供研究者および参加国著者の 完全無料出版 を実現
- 学術コミュニケーションの 公平性・多様性・透明性 推進
- 質の高い査読と研究の 健全性維持 を両立
OREプラットフォームの仕組みと特徴
- Open Journal Systems(OJS) を基盤としたオープンソースソフトウェア採用
- 運営・編集監督 はOREコンソーシアムが担う
- publish–review–curateモデル で厳格かつ透明な公開査読を実施
- integrity・コンプライアンス確認後に 即時公開
- 査読は オープンレビュー、レポートも公開
- 合格論文は 分野別コレクション にキュレーション
- ポストパブリケーションレビュー も可能
- 無料・オープンアクセス で研究成果を広く公開
OREの実績と今後の展望
- 2021年欧州委員会 により開始、EU研究プログラム成果の無償公開を実現
- 5年間で 1,200本超の論文、 6,300名超の著者、 3,000以上の機関 が参加
- CERNは Zenodo、Invenio、SCOAP3 等の経験を活かし、 中立・信頼性・持続性 を提供
- OREは 欧州研究圏(ERA) 全体の知識流通と社会的信頼の向上に寄与
OREコンソーシアムと関係機関
- コンソーシアム参加国: オーストリア、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス
- 欧州委員会は ガバナンス常任オブザーバー および財政支援役割
- OPERAS Research Infrastructure と連携し、欧州全域でアウトリーチ強化
- 年々増加する研究成果公開と 公平な出版モデル の欧州標準化を目指す
今後の展開と詳細情報
- CERN・欧州委員会・各国代表・研究機関の 連携深化
- OREの アウトリーチ活動拡大、新規著者獲得を推進
- 欧州外も視野 に入れたオープンサイエンスの推進
- プラットフォーム詳細:https://ore.eu
- 参考資料:
- Diamond Open Access Action Plan: https://scienceeurope.org/our-resources/action-plan-for-diamond-open-access/
- 現行OREプラットフォーム(2026年秋まで運用):https://open-research-europe.ec.europa.eu