概要
- Stripe は2025年、取扱高1.9兆ドルを達成し、前年比34%増加
- Dow Jones や Nasdaq 100 の主要企業の大半がStripeを利用
- Revenue suite の年換算売上は10億ドル到達見込み
- グローバル展開・AIとの連携 が加速
- Stablecoin 取引やエージェントコマース分野で革新を推進
Stripe、2025年の事業実績と成長
- Stripe 利用企業の年間取扱高は1.9兆ドル、前年比34%増
- 世界GDPの約1.6%に相当する規模
- Revenue suite (Billing, Invoicing, Tax等)の年換算売上は10億ドルに到達見込み
- Dow Jones Industrial Average の90%、 Nasdaq 100 の80%がStripeを導入
- 2025年新規導入企業 の成長速度が過去最高
- 新規導入企業の57%が米国外
- 2025年組の成長速度は2024年比で約50%増
- 3ヶ月以内に年商1,000万ドル到達の企業数が2倍
- Stripe Atlas 経由で設立した企業の20%が30日以内に初売上を獲得(2020年は8%)
グローバル化とAI連携の進展
- インターネットを前提とした グローバル市場展開 が主流
- AI関連企業(ChatGPT, Claude, Replit, Midjourney等)は最初から世界展開
- 国際収益比率が高いStripe利用企業の30%は本国・トップ10経済圏以外からの収益
エージェントコマースとAI経済インフラ構築
- エージェントコマースの 実証・実装段階 に突入
- OpenAI との協業で「Agentic Commerce Protocol(ACP)」を策定、AIと企業間の共通技術言語を開発
- 「Agentic Commerce Suite」提供開始、複数AIインターフェースで一括販売可能
- Anthropologie, Urban Outfitters, Etsy, Coach, Kate Spade等が導入
- 「Shared Payment Tokens」でエージェントによる安全な決済実現
- Machine payments 機能でAPI利用料等を安価なステーブルコインで決済可能に
- OpenAI ChatGPT や Microsoft Copilot 内でのショッピング体験をStripeが支援
ステーブルコインとブロックチェーン領域の成長
- 2025年、 ステーブルコイン決済取扱高 は2倍の約4,000億ドル(60%はB2B)
- 買収した「Bridge」の取扱高が4倍以上に増加
- 7月に「Privy」を買収し、1億1,000万超のプログラマブルウォレットを運用
- 9月に「Tempo」ブロックチェーンを発表(Paradigmと共同開発)
- 専用決済レーン、サブセカンド決済、オプトイン型プライバシー、会計連携等を実現
投資家・パートナーからの評価
- Thrive Capital や a16z、 Coatue 等が資金提供
- 企業価値は1,590億ドル(約1,350億ユーロ)に到達
- 「インターネット経済の金融インフラとしての地位を確立」「AI・ステーブルコイン時代のリーダー」との評価
参考情報
- 2025年の 年次レター 全文はStripe公式サイトで公開