概要
- WVUの学生Corinne Hazelが新種の菌類 Periglandula clandestina を発見
- この菌類はLSDに類似した エルゴタミン系アルカロイド を生成
- 発見は医薬品開発や精神疾患治療への応用可能性
- 遺伝子配列が公開され、今後の研究基盤を提供
- 発見はMycologia誌にて 正式発表
WVU学生による新種菌類の発見とその意義
- Corinne Hazel (Delaware, Ohio出身、環境微生物学専攻)が 新種菌類 Periglandula clandestinaを発見
- WVU Davis Collegeの Daniel Panaccione教授 の研究室で、朝顔(morning glory)の根から分泌される エルゴタミン系アルカロイド の研究中に発見
- 朝顔の種子のコート部分に生じた「 微細な綿毛」から菌類を特定
- DNAサンプルを作成し、 ゲノム配列解析 を実施
- 解析結果は新種と判明し、 遺伝子バンク にCorinneの名前で登録
朝顔とエルゴタミン系アルカロイドの関係
- 朝顔は 共生菌類 とともに生育し、LSDの元となる リゼルグ酸誘導体 を高濃度で含有
- 1930年代にAlbert HofmannがLSDを合成した際、朝顔の中の未知の菌類が アルカロイドの供給源 であると仮説
- これまでその菌類の正体は 未解明 だったが、今回の発見で特定に成功
- 朝顔以外にも、 ライ麦などの穀物 にもエルゴタミン系アルカロイドを産生する菌類が存在
医薬品開発への応用可能性と今後の展望
- Periglandula clandestinaは 大量のエルゴタミン系アルカロイド を高効率で生成
- エルゴタミン系アルカロイドは 片頭痛、認知症、子宮出血、パーキンソン病 などの治療薬に利用
- 過剰摂取や誤用時は 毒性 や副作用のリスク
- 適切な投与量や 化学修飾 により、有用な医薬品への転用が期待
- 今後は 副作用の回避方法 や、農業分野での応用も研究課題
発見の意義と今後の研究
- Periglandula clandestinaの発見で、多様な 研究分野への道 が開かれる
- Corinne Hazelは現在、 菌類の培養法の最適化 や、他の朝顔種にも同様の共生菌類が存在するかを調査中
- 「偶然の発見」と語るが、 長年の謎 を解明した意義は大きい
- WVUでの研究成果に対する 誇りと今後の意欲
参考・問い合わせ先
- WVU Research Communications: Laura Jackson (laura.jackson@mail.wvu.edu / 304-293-5507)
- 最新情報: 1-855-WVU-NEWS (WVUToday)