概要
- Apple Computer入社 から40年を振り返る体験談
- Steve JobsやJef Raskinとの出会い が人生の転機となった経緯
- Appleでの 技術革新や開発秘話 の紹介
- HyperCard など革新的プロジェクトへの関与
- Appleでの経験が 人生と世界に与えた影響 への感謝
Apple Computer入社の転機
- 1978年4月27日、 Apple Computer入社 という人生の大きな転換点
- 当時は ワシントン大学で神経科学の博士課程 に在籍
- Jef Raskin からAppleへの誘いを受け、最初は博士号取得を優先
- Jefの熱意と 往復航空券 の手配で週末だけ訪問を決意
- Steve Jobs が一日かけて熱心にリクルート、全社員30名を紹介
- 新技術の「 波の先端でサーフィン」というJobsの比喩が決定打
- 2週間後に博士課程を中退し、 シリコンバレーへ移住
- 父親の反対や不安もあったが、 Appleでの挑戦 を選択
Steve Jobsとの交流と成長
- Steve Jobsと親しい友人関係 を築く
- Castle Rock State Parkでの散歩や、 デザイン・人生についての対話
- 「 Here's a crazy idea...」から始まるアイデアのキャッチボール
- Steveの支援により、 自分の意見や創造性を発揮できる環境
技術革新とAppleでの貢献
- UCSD Pascal SystemのApple II移植 を提案
- マネージャーに却下されるも、 Steveに直談判
- 2週間で成果を出し、Lisa開発の基盤となる
- Lisaプロジェクト への参加
- マウス同梱の必要性を Tom Whitney に説得
- グラフィックスのため 白背景ディスプレイ を主張し採用
- QuickDrawグラフィックプリミティブ の最適化アセンブリ言語を開発
- LisaとMacintoshの グラフィカルユーザーインターフェース実現 に貢献
- Lisa Window Manager、Event Manager、Menu Manager を開発
- プルダウンメニューの発明
- これらの技術が Macintosh ROMの約3分の2を占める
- MacPaint の開発
- Susan Kare のフィードバックを活かし開発
- グラフィックとマウスの楽しさを一般に示す
Steve Jobsとの関係とマネジメント
- Norman Seeff によるSteveとのポートレート撮影
- Steveは「利用」ではなく 創造性を引き出してくれた存在
- Appleでの仕事が「 世界中の人々に使われる発明」であるという興奮
HyperCardとその影響
- 1985年の LSD体験 に触発され、 HyperCard を設計
- 非プログラマーでも インタラクティブメディア作成 が可能
- カード型UIとHyperTalkスクリプト による直感的操作
- Steve JobsからNextへの誘い もあったが、HyperCard完成を優先
- 1987年にAppleからHyperCardをリリース、 Webブラウザ誕生の6年前
Apple退社とその後
- 12年間で Appleの成長(30名→15,000名) に貢献
- 1990年、 General Magic の共同設立
- 個人用コミュニケーター開発 に挑戦
- 40年前の選択が 人生を大きく変えた実感
- 現在も 意識研究 を追い続けつつ、Appleでの貢献に満足
- Jef RaskinとSteve Jobsへの感謝
参考情報
- Andy Hertzfeld著「Revolution in the Valley」 の表紙にMacチーム写真
- www.folklore.org で当時の逸話を閲覧可能