概要
- Libera.Chat はイギリスの Online Safety Act(OSA) 適用対象外の可能性が高いとの法的助言
- UKユーザー向けID提出義務化 の予定なし
- UKからのアクセス遮断 やユーザー排除は現時点で不要との判断
- OSAの解釈や適用基準 の不明瞭さについての説明
- 今後も 透明性と安全性維持 に努める方針
Libera.ChatのOSA適用に関する現状報告
- 寄付者への感謝 :最近の投稿以降、Liberapayでの収入が約4倍に増加
- 大口寄付やハードウェア支援 も受領、コミュニティの支援に感謝
- 法的助言の要点 :
- OSA適用の十分なUKとの関係性がない という主張が合理的であるとの意見
- 万が一OfcomがOSA適用対象と判断しても、 強制措置のリスクは低い との見解
- 今後の対応 :
- UKユーザー数の内部推計 の継続
- 現行の安全対策 の維持
- ID提出義務化の予定なし、プライバシー重視
OSA(Online Safety Act)対応方針
- Libera.Chatはスウェーデン拠点、銀行もスウェーデン、UKベースの決済プロバイダー未使用
- UK内サーバーは移行可能、英国政府の権限は限定的
- 最悪の場合、UK内ISPによるアクセス遮断指示の可能性
- 他のオンラインコミュニティの対応 :
- UKからのIPをブロックして 英国政府の管轄回避
- UK在住者へのサービス提供拒否という副作用
- Libera.Chatの姿勢 :
- UKユーザーのアクセス確保を優先
- 必要以上の規制回避策(IPブロック等)は実施せず
OSAの適用基準とLibera.Chatの該当性
- OSAの適用条件 :
- 規制対象サービスの提供
- UKとの「リンク」保持
- 規制対象サービス :
- ユーザー生成コンテンツ(U2Uサービス)を他ユーザーが閲覧可能なサービス
- チャットサービス、フォーラム、ソーシャルメディア、コードホスティング等が該当
- UKとの「リンク」判断基準 (メモより引用):
- UKユーザー数が有意に多い
- UKをターゲット市場としている
- UKユーザーに重大な危害リスクがある
- Libera.Chatの状況 :
- UKスタッフの存在は自動的な「リンク」には該当せず
- UKユーザー数はUK全体人口から見て「有意」とは言えない
- サービスはUK専用ではなく、英語圏全体が対象
- 重大な危害リスクも存在せず、スパムや悪質行為には積極的に対応
- ファイルホスティング機能はなく、DCCによるファイル転送は認識済み
OSAが適用された場合のリスクと対応
- Ofcomの優先事項 :
- 現時点ではファイル・画像ホストサービス(児童ポルノ等のリスクが高いサービス)が主なターゲット
- IRCの違法利用は過去の話で、現在はリスク低減
- 万が一適用された場合 :
- Ofcomから事前連絡があり、協議の余地あり
- 建設的な問題解決姿勢を重視
- サービス悪用の報告には誠実に対応
Libera.ChatでのID提出義務化の可能性
- ID提出義務化の予定なし、プライバシー保護を最優先
- Libera.Chatで禁止されているコンテンツ を踏まえ、本人確認の必要性は低い
- ID情報流出のリスク がプライバシー侵害につながる懸念
- 法改正等で強制される場合 は、法案の動向を注視しつつ対応方針を検討
- 市民の反対運動 が規制強化を阻止する例もあり、今後も自由なインターネットを守る姿勢
他オンラインサービスへの注意喚起
- 本記事内容はLibera.Chatのケース に基づくものであり、他サービスへの一般的な法的助言ではない
- 自サービスへの適用は自己責任 で判断する必要