概要
- プレゼンテーションスライド の役割を再確認
- Figma Slides の魅力と課題を体験
- Keynote との機能比較と実際の運用感
- オフラインやアニメーション機能の 不具合 が発生
- 結論として「 地味な技術」の価値を再認識
プレゼン資料作成の基本とFigma Slidesへの挑戦
- プレゼン資料の主な役割は 要点の強調、 複雑な概念の分解、 聴衆の興味を引くこと の3つ
- 画像や短いフレーズ中心のスライドが効果的
- ダイアグラムなど、雰囲気やポイントを伝えるためのスライドも一部必要
- KeynoteとFigmaを 行き来しながら 資料を作る手間も、価値あるプロセス
- Figma Slidesは 2023年にリリース され、2024年3月にベータ卒業
- 20年近くKeynoteを愛用してきたが、 Figma Slidesに初挑戦
Figma Slidesの利点と機能面の印象
- Figma内で直接スライドを作成 できる利便性
- Gridビュー でアイデアの構造化が容易
- Auto Layout や Components 機能で、テキストや画像の変動にも柔軟に対応
- 例:JavaScriptフレームワーク選択の複雑さを ビジュアル化 しやすい
- Keynoteより 10倍速く 作成可能
- ただしKeynoteの「 Autosize Text」のような機能がFigmaには未実装
- Figmaは CSS Grid準拠 のため、Web設計には理にかなうが、他分野展開の難しさも露呈
- アニメーションや段階的表示(クリックごとに項目表示)が 簡単にできない 仕様
- レイヤー分割と1ミリ秒のフェードアニメーションで対応可能だが、手間がかかる
Figma Slidesのプレゼン運用上の課題
- 「 Save Local Copy」でローカル保存しても、オフラインでは プレゼン不可
- オンライン環境必須、 Presentボタン クリック時にオフラインだと エラー表示
- オフライン用に「ダウンロード」しても、タブを閉じると 無効化
- フルスクリーン表示や ディスプレイ切替ショートカット が未対応
- ポップアップウィンドウを 手動で移動・最大化 する必要
- マウスカーソルが画面上に残りやすい問題
- Present/Audienceビュー の挙動が不安定
- HTML5ビデオ未対応 など、細かな不具合も散見
実際の発表時に遭遇したトラブル
- 巨大スクリーンでプレゼン時、 スライド進行に2回クリック 必要な現象
- アニメーションが 全く進行しない 重大なバグ発生
- クリックしても無反応、空白スライドが表示され続ける
- すべてのビルドを進めてから戻ることで、 一括表示 のみ可能
- 7つのビルドを持つスライドで 14回クリック して次へ進み、戻って一気に解説
- 聴衆は温かく対応してくれたが、 技術的な痛手 を実感
Figma Slidesの現状とKeynote再評価
- アニメーションバグは再起動で一時的に解消したが、 再現性や他の不具合報告 も存在
- Figma Slidesは 本番利用を重視していない印象
- オフラインで「Present」時に エラー-106 表示は致命的
- Keynoteは古いが、 Appleの品質管理 による信頼性
- プレゼン用途における 堅牢性 が圧倒的
結論:「地味な技術」の価値
- 派手さより安定性 を重視する姿勢の重要性
- Keynoteのような「 つまらないが確実に動く技術」の価値再認識
- 「 Boring technology is good, actually.」という教訓