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もし私たちがもっと大きな脳を持っていたら?私たちを超えた心の想像

概要

  • 人間の脳 は約 1000億個のニューロン を持ち、言語など高度な認知が可能。
  • AIやLLM の規模拡大により、新たな知的能力の可能性が議論されている現状。
  • 脳は「 計算可能性の還元性ポケット」を活用し、複雑な世界を効率的に処理。
  • 言語や概念 の抽象化が知的活動の本質であり、脳の規模と密接に関係。
  • より大きな脳やAI が持つであろう新しい能力や理解可能性についての考察。

猫は喋らない:大きな脳とAIがもたらす新たな知性の可能性

  • 人間の脳 は約 1000億個のニューロン で構成され、複雑な言語や抽象的思考が可能。
  • 猫の脳 は約 1億個のニューロン しか持たず、複雑な言語能力は見られない。
  • AIや大規模ニューラルネット がさらに多くのニューロン相当の構造を持った場合、どのような新しい能力が生まれるかは未知数。
  • 計算可能性の原理 (Principle of Computational Equivalence)は、ある閾値を超えるとシステムの計算能力が本質的に等価になることを示唆。
  • しかし、脳が行う計算は「 一般的な計算」ではなく、「 大量のセンサーデータから次の行動を決定する計算」に特化。

脳が複雑な世界を処理する仕組み

  • 世界は「 計算的不約簡性」で満ちており、ほとんどの現象は逐次的に計算しないと未来が予測できない。
  • それでも脳は「 還元性のポケット」を見つけ出し、効率的に意思決定を行う。
  • 科学や技術の進歩も、こうした「還元性のポケット」を発見していく過程とみなせる。
  • 大きな脳 は、より多くの「還元性のポケット」を同時に保持し、複雑な世界をより高精度にモデル化。

概念・言語・抽象化

  • 脳の本質は世界の複雑さを「 圧縮」し、重要な特徴(還元性のポケット)を抽出すること。
  • 言語は概念の集合であり、例えば「岩」という言葉で多様な岩のイメージを一つの記号で表現。
  • 人間の言語には約 3万語 の一般的な単語が存在し、脳の規模と密接な関係。
  • 抽象化 により、個別の事象(「トラ」「ライオン」など)を「大型ネコ科動物」といった一般概念でまとめられる。
  • 抽象化は「還元性のポケット」のネットワークの存在を反映し、知的活動の効率化に寄与。

ニューラルネットと「新しい概念」

  • 人工ニューラルネット内部では、入力に応じた「 特徴空間」上の活性パターンが生成。
  • これらのパターンのクラスターは、人間言語には存在しない「 新しい概念」に相当。
  • 現代のニューラルネット でも、数百万単位の「新しい概念」が容易に生まれる。
  • しかし、それらが有用な抽象概念か、単なる圧縮の副産物かは不明。

言語・概念の伝達と「より大きな脳」

  • 言語や概念の役割は、 異なる脳(またはニューラルネット)間での情報伝達
  • 「より大きな脳」やAIでは、より多くの「新しい概念」を扱うため、より豊かな言語や表現体系が必要となる可能性。
  • 人間は言語の組み合わせ(構成的言語)で無限の意味を作り出せるが、さらに大きな脳ではその精度や範囲が拡大。

大きな脳がもたらす「理解の限界」と新たな知性

  • 言語モデルは有限のプリミティブ(単語・概念など)で世界を近似的に記述。
  • 計算的不約簡性により、どんなモデルも世界を完全には表現できないが、「還元性のポケット」ネットワークを拡張することで、より精緻な世界モデルが可能。
  • より大きな脳やAIの知性は、現代人にとって「理解困難な計算」や「抽象的な概念」を扱う可能性。
  • しかし、計算理論の普遍性により、私たちが「自分たちより大きな脳」を議論し理解する余地も存在。

脳の仕組み:入力から意思決定まで

  • 脳は「 数百万のセンサー」からの入力を「数百のアクチュエーター」への出力(意思決定)に変換。
  • 人間の脳は 約1000億個のニューロン100兆個のシナプス で構成され、数層のレイヤーに組織化。
  • 一時的には 数%のニューロン が活動し、その情報が下位構造で「多数決」的に集約され、次の行動を決定。
  • 脳の規模は「入力センサー数(動物の表面積)」に比例し、ニューロン間の結合(白質)が増加。
  • 脳の複雑な折り畳み構造や層構造も、大規模な情報処理の効率化に寄与。

このように、 脳の規模拡大やAIの進化 は、私たちの知的活動や理解の枠組みそのものを拡張しうる。 新たな概念・言語・抽象化の可能性 を探ることは、今後の知性の未来を考えるうえで不可欠。

Hackerたちの意見

「私たちの理解を超えた心」、つまり上場企業のような抽象的な生命体についてどう思う?何世紀も前から私たちの周りには「異星人のような」高次の生命体が存在していたけど、私たちはそれに気づかず、種としての生存に悪影響を及ぼしているのに、あまり気にしていないみたい。私たちにとってのアリのような存在だよね。いや、むしろミトコンドリアに近いかも。私たちは企業のミトコンドリアなんだ。そして、そう、サイコパスが脳みその役割を担っていることが多い。自然選択ってやつだね。今の私たちの考え方、つまり「心」って何?「知性」って何?っていうのが、あまりにも狭すぎる。生物学から経済学や企業に応用できる科学の重なりがたくさんあるのに、なぜか人気のある科学ではそれが研究されているのを見ないんだよね。

本当に面白いアイデアだと思う。会社を設立する時のことを考えてみたんだけど、会計士や弁護士など、必要なものを全部集めて、でも結局誰が本当に舵を取っているのかって感じだよね。複雑さのスケールは、1人や10人の頭の中に収まるものじゃない。なのに、人々は無数の人に委任したプロセスを自分たちがコントロールしているかのように振る舞っている。それは、特定の細胞が特定の役割を持っている体の働きと全く同じで、各々が自分の感覚や最適化、パラダイムに従って自律的に機能している。しかも、それが恐ろしいことでもある。私たちは本当に、環境に悪影響を及ぼしている資本主義の機械を止められるのだろうか?ここで野火を起こしておいて、その広がりを完全にコントロールしていると思っている。インセンティブが結果を導いていて、人々はその結果にバンドエイドを貼ることに気を取られて、避けられない結果を生んでいるインセンティブを調整しようとはしていない。

これは面白い視点だけど、なんかあなたの見方は狭い気がする。もし、意識のある存在や無意識の存在の集合体から生まれる計算や「知性」がたくさんあると主張するなら、初期の人類の部族や家族、都市国家、現代の共和国、アリやカビのコロニー、株式市場、地球全体の生態系なんかも含めなきゃダメだよ。

そういえば、俺はずっと考えてたんだけど、体の中の血液細胞って、俺がただの惑星に住んでるわけじゃないって意識してるのかな?もし地球がもっと大きな生きた構造の一部で、自分自身の意識を持ってたら、俺たちはそれに気づけるのかな?意識が必要なのか、それとも目標やアジェンダに影響されてランダムじゃない動きを見せるだけでいいのかな?多くの生物は意識がなくても生き残るために行動するから、たぶんそれも生命体として考えられるよね?企業もその一例だね。

企業をちょっと過大評価してるんじゃないかな。知能のいくつかの側面は、部屋に人を増やすと線形的にスケールするけど、コミュニケーションの限界があるから、そうならない部分もあると思う。後者の方が、たぶん普通だと思う。人が多くなると、組織が大きくなるにつれて人同士の距離を取らなきゃいけなくなるから、すぐにリターンが減少しちゃう。ほとんどの組織は独裁的になりがちで、それが一番簡単な整理方法だから、戦略的な選択をするのも、アドバイザーがいる人と同じくらいだと思う。人間の構造を一種の生物として見るべきだとは思うけど、この考え方はグローバルな規模で一番うまく機能すると思う。国レベルに小さくなると、内側と外側の境界が非常に流動的で定義しにくくなる必要がある。企業のレベルに達すると、この内外の定義の難しさはものすごく大きいよね。例えば、規制機関も一部だよね、企業の意思決定を助けるから。

民法の国では、企業は「法人」と呼ばれていて、人間は「自然人」と呼ばれるんだよね。

誰も種の生存を動機に行動してるわけじゃないよね。

私たちに対するアリのような存在だね。いや、むしろミトコンドリアに近いかも。私たちは企業のミトコンドリアみたいなものだと思う。逆だと思うけど。企業や国家などは、組織の複雑さや反応の多様性において、バクテリアレベルにいるように見える。

私たちは、上にスケールするのではなく、外にスケールすることで脳を大幅に増やした。人口が800万人から80億人に増えるのは1000倍だね。

ほとんど無意味だね。この脳のどの部分も、複雑なアイデアを保持できないなら。

この記事はちょっと流し読みしたけど、大きな脳について思いついたことがある。それは冷却のこと。アラスター・レイノルズの「コンジョイナー」小説では、コンジョイナーたちは頭にヒートシンクを備えなきゃならなくて、もはや人間とは言えない状態に近い。まあ、それが望みならそれでもいいのかもしれないけど。

アラスター・レイノルズの小説「レヴェレーション・スペース」シリーズにコンジョイナーのことが出てくると思う。

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