概要
- Ruby Central による一方的な運営方針の問題提起
- コミュニティとオープンソースの本質から逸脱したガバナンス批判
- RubyGems GitHub組織の強制的な管理権移譲の経緯説明
- コミュニティ分断と今後の課題の指摘
- 今後は新たなコミュニティ主導の活動への意欲表明
Ruby Centralから離れる理由
- Ruby Central の行動は「deus ex machina」的、コミュニティへの貢献ではなく強権発動
- オープンソースの理念から逸脱した運営体制
- 透明性を重視し、当初は情報公開を予定していたが、 Joel Drapper の「Rubygems Takeover」記事を推奨
- Ruby Central関連の事実については複数の独立した情報源から個人的にも確認済み
- 批判の矛先は個人ではなく プロセス に向けられている点を強調
- Shopify は主要スポンサーとして唯一実名で言及、同社のRuby貢献は評価
実際に起きたこと
- Ruby Centralは運営者(自分含む)を通じて RubyGems GitHub組織 全体を一方的に掌握
- 一部運営者が危険だと主張し、全プロジェクトからメンテナーレベルの権限を剥奪
- 実際にはプロジェクトの所有権を主張し、元のメンテナーも排除
- コミュニティや運営者への事前相談や通知は一切なし
個人的な結論
- 様々な立場の関係者と対話し、コミュニティの再統合を目指して尽力
- Ruby Central 側が歩み寄りを拒否する姿勢を確認
- RubyGems の組織が元のメンテナーに返還されない現状は容認できず
- 元の権限復帰・ガバナンスモデル(RFC #61)確定・歴史的に排除された人々の再招集が最善策だった
- Ruby Centralは独裁的に「コミュニティのため」と称して強制的に決定・実行
- スポンサー(特にShopify)からの圧力も影響と推測
- オープンで協働的な運営モデルからの逸脱
Ruby Centralの失敗
- Ruby Centralと理事会によるコミュニティ軽視の運営失敗
- MINASWAN (Matz is Nice And So We Are Nice)の理念喪失
- 理事会にはShopify関係者が多く、コミュニティ理解やオープンソース運営経験が不足
- 長年尊敬してきた人物も単なる人間であり、理想像ではなかった現実
- 公式声明は虚偽であり、実際にはシステムを危険な状態に陥れた
- RubyGems.org はほぼ未整備・未運用状態に
- セキュリティ担当者も排除され、代替不在
理事会の問題点
- 理事会メンバーの資格は「Rubyが好き」というだけで、運営・保守の力量に疑問
- Shopify関係者とコミュニティ理解の浅い人物が多い構成
- 本来必要だったのは、コミュニティ重視・長期的投資・オープンソースガバナンスへの理解・保護の意志
- 結果としてコミュニティを裏切り、エコシステムを危険に晒す決定
企業利益優先とコミュニティ軽視
- Ruby Centralはコミュニティより自組織やスポンサー企業の要請を優先
- RubyGems.orgの維持よりもスポンサー資金や個人的要求を重視
- セキュリティ担当者を「脅威」として排除し、後任も不在
- 長年プロジェクトを支えた人々を犠牲にしたコントロール体制
問題の理解とアプローチ拒否
- 過去にコミュニティ内で実際に問題があったことは認識
- しかし今回の解決策はコミュニティへの貢献やオープンソースの理念に反する
- Ruby Centralのやり方には賛同できず、今後の協力を断念
- 今後はCLA(Contributor License Agreement)必須となるため、Ruby Centralへの貢献も終了
今後について
- RubyGems.orgは長期的には存続すると予想、新たな運営者・メンテナーが現れる見込み
- しかしコミュニティの分断は残り、本質的な解決には至らない現状
- 新たなコミュニティ主導の活動の必要性
- 自身も引き続きコミュニティツールの開発・貢献を継続予定
- Rubyエコシステムの未来はコミュニティの手にあるべきとの強いメッセージ