概要
Flipper Zero 用Geiger Counterモジュールの利用方法と対応アプリの機能説明。 unleashed/Momentum などのサードパーティー固件推奨。 放射線測定 ・ランダムダイス生成など多彩な用途対応。 各ボタン操作 やCSV出力など詳細な操作説明。 教育目的限定 の注意喚起。
Flipper Zero Geiger Counter対応:概要と推奨固件
- 全モジュール はサードパーティ固件でテスト済み
- 推奨固件
- Geiger Counterアプリ、 Atomic Dice Roller アプリ対応
Geiger Counterアプリの主な機能
- グラフ表示 で放射線量(CPS/CPM)を視覚化
- CPS(1秒あたりのカウント) は左隅に常時表示
- CPM(1分あたりのカウント) や他単位(μSv/h, mSv/y, Rad/h等)は右隅で切替可能
- ズーム・記録・単位切替 など多機能操作
- A4 GPIO を A7 GPIO に接続で、Geiger管無しの動作確認可能
- A4 GPIOは毎秒周波数が変化する信号を生成
ボタン割当
- Ok(長押し):グラフクリア
- 左/右(短押し):右隅の単位切替(cpm, μSv/h, mSv/y, Rad/h, mRad/h, uRad/h)
- 左隅のcpsは常時表示
- 上(長押し):記録開始/停止(記録中はFlipper ZeroのLEDが赤点灯)
- 上/下(短押し):ズームイン/アウト
- 下(長押し):アプリバージョン表示
- 戻る(長押し):終了
主な利用ケース
- 環境放射線測定 (ラドンガス子孫核種の検出)
- ウラン鉱石(鉛容器内/外)測定
- ラジウム夜光針測定
- ウランオレンジ陶器測定
- 煙感知器のamericium-241ボタン測定 (americium自身は検出不可、子孫核種や不純物を検出)
- A4 GPIOテスト (Geiger基板無しでの動作確認)
- ズームレベル切替 (3段階、3段目がデフォルト)
記録機能・CSV出力
- CSVファイル はSDカードのルートディレクトリに保存
- ファイル名 に日時を自動付与(例:geiger-2023-07-03--23-48-15.csv)
- データ例
- epoch cps 0 10 1 14 2 8 3 11 4 9
測定可能・不可能な放射線源
- 測定可能放射線源
- 天然ウラン(α, β, γ)
- 天然トリウム(α, β, γ)
- ラジウム-226(α, β, γ)
- コバルト-60(β, γ)
- ヨウ素-131(β, γ)
- 検出困難な放射線源
- americium-241(α&低γ、強β/γは子孫核種や不純物由来)
- 高純度金属ウラン/トリウム(americium-241と同様)
- 全く検出不可な放射線源
- ポロニウム-210(純α線)
- トリチウム(極低β線)
注意
- J305 Geiger管 はβ線・γ線のみ検出可能(α線は不可)
Atomic Dice Rollerアプリの主な機能
- Geiger Counter を利用し、真の乱数でサイコロを振るアプリ
- β線・γ線検出時のタイムスタンプ (32bit精度、64MHz信号)をハッシュ化して乱数生成
- ハッシュ方式
- CRC32:8回の検出でハッシュ生成(低放射能源向け)
- MD5:32回の検出でハッシュ生成(高放射能源向け)
- サイコロの出目(1~6) に変換(偏り防止のため範囲外は無視)
- 放射性同位体無しでも利用可能 (空気中のラドンガス由来β/γ線検出)
- 左隅にCPS表示、 右隅にダイス残数表示 (最大64回分保存)
ボタン割当
- Ok(短押し):ダイスを振る
- 左(長押し):ハッシュ方式をCRC32に設定
- 右(長押し):ハッシュ方式をMD5に設定
- 上(長押し):出力範囲を0-1(コイントス)に設定
- 下(長押し):出力範囲を1-6(ダイス)に設定
- 戻る(長押し):終了
注意事項
- 本アプリ/モジュールは教育・学習目的専用
- 使用は自己責任、所有機器のみで利用すること
- 法令遵守・安全管理 を徹底