概要
- 本記事はWaffle Houseのウェブサイトをリバースエンジニアリングし、「Waffle House Index」ライブマップを作成した体験談
- Hurricane Helene接近中のフロリダでのプロジェクト経緯
- 技術的な詳細と、Waffle House公式・法務部とのやり取り
- サイト公開後のSNSでの拡散と反響
- 最終的なサイト閉鎖と著作権問題への対応
Waffle House Indexライブマップ開発体験記
- Hurricane Helene接近中、大学の休校期間にWaffle Houseのウェブサイト解析を実施
- Waffle House IndexはFEMAが自然災害の深刻度を測る非公式指標
- Waffle Houseが営業しているか否かで被害状況を判断
- 公式にはインデックスや地図、閉店レストラン数などのライブ情報は存在しない
- Next.jsベースの公式サイトを解析
- React Server Components利用によるデータ取得の難しさ
- サーバー側でJSONデータがクライアントに注入されているファイルを発見
- 全店舗の営業状況・混雑状況・閉店情報を含むデータ
- Pythonによる軽度なデータスクレイピング・加工
- Next.jsフロントエンド+Redisキャッシュでライブマップ構築
- wafflehouseindex[.]orgドメイン取得、Vercelで公開、Twitterで告知
SNSでの反応とWaffle House公式とのやりとり
- Twitterフォロワー200人未満の状態で告知
- Waffle House公式アカウントが「情報は誤り、公式発表のみが正確」と返信
- 実際には公式データを利用していた
- 冗談交じりで引用リプライし、事態を楽しむ姿勢
- Frank Luntz(米国有名コメンテーター)がサイトに興味を持ち拡散
- 数百人がサイトを閲覧、マップをチェック
- Waffle Houseマーケティング・法務チームが迅速に「非公式・誤情報」と再度指摘
- Frank Luntzは信頼性維持のため投稿を削除
アカウントブロックと法的警告
- Waffle House公式からブロックされる事態に発展
- ハリケーン通過後、Waffle House上層部から「商標権侵害の即時停止要請」メールを受信
- 自作ロゴの利用が特に問題視
- 敬意とユーモアを込めた返信
- 「Houseの大ファン」「アメリカ国旗同様の存在」等、親しみある表現
- 「尊敬とシロップを込めて」締めくくり
- 上層部からもフレンドリーな返信あり、復旧支援への感謝も伝えられる
- しかし最終的には商標権問題でサイト閉鎖を決断
- 公式ブランドでの運営継続可否を打診するも、以後返信なし
プロジェクトの意義と感想
- プログラミングの醍醐味は「楽しみのために何かを作ること」
- 表面的には無意味なデータも、工夫次第で大きな価値創造が可能
- 数週間の短い運営ながら、貴重な経験と冒険
- Waffle Houseの寛容な対応に感謝
- 校正・編集協力者への謝辞(Moo、Kai、Babgel GC)
本記事は、著作権や公式情報の取り扱いに注意しつつも、技術的好奇心と遊び心を大切にした開発体験記です。