概要
- Denmark はHPVワクチン導入後、主要な発がん性HPV型(16・18型)の感染をほぼ排除
- ワクチン未接種女性にも「集団免疫」による恩恵
- 新型ワクチンで今後さらに幅広いHPV型への効果が期待
- 一部HPV型は依然として感染例あり、今後の検診指針見直しも示唆
- 研究はEurosurveillance誌に掲載、今後の世界的なHPV対策にも示唆
デンマーク、発がん性HPV型の排除に近づく
- デンマーク は2008年の HPVワクチン導入 以降、HPV16型・18型感染のほぼ排除を達成
- Eurosurveillance誌 発表の全国調査によると、ワクチン導入前は16/18型の感染率が15~17%、2021年には1%未満に減少
- ワクチン未接種女性でも16/18型の感染率が5%以下に減少、 集団免疫 の効果を実証
- ワクチン導入前、16/18型は 子宮頸がん の約74%を占めていた
- 2017年からは9価ワクチン導入、子宮頸がんの約90%をカバー
HPVワクチンの効果と今後の課題
- 23~64歳 の女性を対象に、2017~2024年の子宮頸部細胞サンプルを分析
- 2008年にワクチン接種した世代が2017年に検診年齢に到達、従来世代より子宮頸がんリスク大幅低下
- ワクチン未接種女性でも感染率減少、 ワクチン普及による社会的効果
- 一方、ワクチンでカバーされない高リスクHPV型の感染が約3割で確認
- 新しい9価ワクチン世代が検診年齢に達することで、この割合も減少見込み
- 今後、 検診ガイドライン の見直しが必要との指摘
世界への示唆と今後の展望
- デンマークの成功事例は、 世界的なHPV対策 推進のモデルケース
- ワクチン普及により、 子宮頸がん撲滅 への道筋
- ワクチン未接種者への間接的保護(集団免疫)の重要性
- 新たなワクチン導入や検診体制の最適化により、将来的な がん予防戦略 の進展
- 研究成果は今後の 公衆衛生政策 に大きな影響
出典: VaccinesWork原文記事