概要
- メキシコ・ベラクルス州 で新たな New World Screwworm(NWS) が発生
- 米国農務省(USDA)は 南部港湾での家畜取引を即時停止 を決定
- USDAの監視・対応強化 とメキシコへの更なる対策要請
- 新たな無菌ハエ施設の建設計画 と国境管理策の強化
- 米国の家畜・食糧供給保護を最優先とする方針
メキシコ・ベラクルス州でのNWS新規発生と米国の対応
- 2025年7月8日、 SENASICA (メキシコ国家農業食料衛生安全品質局)が Ixhuatlan de Madero, Veracruz で新たな New World Screwworm(NWS) を報告
- 発生地点は 既存の無菌ハエ散布区域から約160マイル北、 米墨国境から約370マイル南
- 2ヶ月前にも OaxacaおよびVeracruz北部 でNWSが検出され、 米国は2025年5月11日からメキシコ産家畜の港湾輸入を停止
- USDA は7月7日から段階的な港湾再開を予定していたが、今回の発生で 再開計画の全面見直し が必要に
- Brooke L. Rollins農務長官 は「米国家畜と食糧供給を守るため、南部港湾の家畜取引を即時停止」と発表
米国のNWS対策強化措置
- USDAはメキシコ政府に対し、NWS拡散阻止のため厳格な動物移動管理・監視・トラップ設置・科学的根拠に基づく対策 を要求
- 2025年6月に USDAは「NWS対策強化計画」 を発表
- 国境防衛の徹底
- メキシコ国内での根絶活動強化
- 米国内の緊急対応体制の拡充
- サウステキサスに無菌ハエ散布施設の建設開始、今後は 国内生産施設の設計も進行中
- Arizona, New Mexico, Texas各州と連携 し、連邦・州・地方一体でのNWS封じ込め体制を構築
今後の監視・協力体制
- USDA職員が継続的にメキシコ各地を訪問し、現地政府の対策状況を監査
- 適切な監視・封じ込め体制の維持 が港湾再開の条件
- 米国家畜産業と食糧供給網の保護を最優先課題 とする方針