概要
- USB-C充電対応 の格安スマートウォッチ「Colmi P80」の実機レビュー。
- 低価格帯ながら意外と多機能 で、日常利用には十分な性能。
- バッテリー持ちや充電速度、実用性 を中心に検証。
- アプリ連携や制限事項 についても詳細に解説。
- オープンソース連携やセキュリティ面 にも触れる内容。
USB-C充電対応スマートウォッチ「Colmi P80」レビュー
- USB-C充電 にこだわるユーザー向けの選択肢として「Colmi P80」を購入。
- AliExpressで£16 (約2,500円)という低価格で購入可能。
- 「世界初のUSB-Cスマートウォッチ」と謳われているが、品質には過度な期待は禁物。
- USB-C充電が実用的かどうか を重点的に検証。
良かった点
- 時刻表示の正確性 や アプリ不要での初期設定 が可能。
- Bluetoothペアリング はPIN不要で簡単。
- 通話機能 も搭載、音質は「普通」レベル。
- 腕を傾けるとディスプレイ点灯、物理ボタンやジョグダイヤルも動作良好。
- タッチ操作の精度 や バイブ通知 も十分。
- 内蔵ゲームやアプリ (2048、懐中電灯など)も問題なく動作。
- USB-C充電が実際に可能 で、充電速度も公称通り。
充電速度とバッテリー持ち
- 0-100%まで約90分 で充電完了。
- 付属のUSB-C to Cケーブルは 充電専用、データ通信不可。
- 24時間使用後でバッテリー残80%、4日後でも40%残。
- 最大1週間程度のバッテリー持ち が期待できる。
- 充電電力は約0.8W(5V/0.16A) と低いが、バッテリー容量が小さいため十分。
- Bluetooth Low Energy による省電力設計。
- GPSやセルラー通信非搭載 で消費電力も控えめ。
- USB-Cポートのカバーはやや頼りない が、日常利用には十分。
Power Delivery(PD)対応状況
- PD充電器では充電不可、1W未満の低出力をサポートしないため。
- 通常のUSB-A to Cや出力切替対応のUSB-Cポート なら問題なく充電可能。
心拍・睡眠モニタリング
- 心拍数・SpO2測定機能 は他デバイスと同程度の精度。
- 運動時や安静時の変動も正確に反映。
- 睡眠モードあり、アプリと連携してデータ管理可能。
不満点・制限事項
- 処理性能は控えめ (JL7012チップ搭載)、アニメーションはカクつきあり。
- 画面タップでの点灯不可、腕を傾けるかボタン操作が必要。
- スクロールホイールが一部UIで非対応 (日時設定など)。
- オンラインマニュアルやファームウェア更新情報なし。
- USB-Cは充電専用、データ転送不可。
- 充電中は操作不可、ナイトスタンドモード時のみ時刻表示。
- GPS・地図・コンパス非搭載、アプリ追加不可。
- Bluetoothのみ対応、WiFiやセルラー通信非対応。
- NFC非搭載、決済や名刺機能は利用不可(QRコード表示は可能)。
- アラームや計算機など一部機能はメイン画面に追加不可。
- 画面輝度の自動調整非対応、夜間はやや明るすぎる。
- 通知や音楽コントロールはアプリ連携必須、許可設定が必要。
アプリ(Colmi Fit)の使い勝手
- 基本的な設定やデータ管理はアプリ不要で可能。
- 天気や株価、ワールドクロック、月経管理などはアプリ連携必須。
- 通知の個別設定やウォッチフェイスの追加もアプリから。
- アプリ権限を最小限にしても基本動作は維持可能。
- 複数のウォッチフェイスがダウンロード可能 だが、カスタムは不可。
運動・健康管理機能
- 複数の運動モード搭載、アプリ連携でランニングルート記録も可能。
- 歩数計は腕の振りに依存、他機種と大差なし。
- 運動モードは手動で開始、心拍・歩数・時間の確認が容易。
付属品・その他機能
- 標準ストラップは安価だが交換可能。
- 240x296のカラーディスプレイ、保護フィルム付属。
- LED懐中電灯機能、左手装着時のみ有効。
- 簡易ゲーム(2048、スペースインベーダー等)搭載。
- カメラシャッターリモコン機能。
- IP67防水だが水没や高温多湿は非推奨、日常防滴レベル。
セキュリティ
- パスワードロックやBluetooth PINなし、盗難時のリスクは低い。
- ペアリング後はBluetooth広告を停止、再接続時のみ一時的に表示。
OEM情報
- 製造元はMo Young、アプリも同社提供。
- 詳細なプラットフォーム情報は限定的。
オープンソース連携・GadgetBridge
- MOYOUNG-V2プロトコル採用。
- GadgetBridgeでColmi V79としてペアリング可能、心拍や歩数表示、設定変更など一部機能利用可。
- 今後のGadgetBridge対応拡大に期待。
この価格帯でUSB-C充電が実現し、日常使いに必要な基本機能を網羅している点が最大の魅力。高級スマートウォッチには及ばないものの、「USB-Cで充電できる安価なスマートウォッチ」を探しているなら十分検討に値する製品。