概要
- Google検索のAI要約 が強制導入され、誤情報や不正確な内容が増加
- Kagi という有料検索エンジンへの乗り換え体験
- Kagiは広告やAI要約がなく、ユーザー中心の設計
- プライバシー重視機能 やカスタマイズ性の高さが特徴
- 他の検索エンジンとの比較 とKagiの資金調達の健全性
GoogleのAI要約強制導入への不満
- Google検索 でAIによる要約が強制表示され、誤った情報(AIハルシネーション)も自信満々に提示される現状
- 従来の「10個の青いリンク」が消滅 し、かつてのような検索体験が不可能
- Googleの対応は冷淡 で、「他の検索エンジンに乗り換えるの?」という態度
- 消費者の選択肢が狭まり、不満が高まる現状
- Google+強制ログイン時代 を思い出すが、今回はGoogleが方針を変える気配なし
Kagiへの乗り換え
- Kagiは2018年創業、2022年に検索サービスを公開
- 独立系検索エンジン で、独自インデックス+多様な情報源を利用
- AI要約や広告が一切なし、ユーザー中心のシンプルな検索体験
- 「無料サービスの利用者=商品」という構図を排除
- Googleは利用者の個人情報や行動履歴で収益化
- Kagiは サブスクリプション型有料サービス (例:年間約100ドル)
- 無料プランもあり、試用が可能
- 広告やAIコンテンツから解放される快適さ
Kagiの資金調達と運営方針
- ベンチャーキャピタルからの出資を受けていない
- 創業者の自己資金+ユーザーからの出資+サブスクリプション収入
- 2018〜2023年:創業者から約300万ドル
- 2023年:ユーザーから67万ドル調達
- 2024年:ユーザーから188万ドル調達、投資家ユーザーは93人に
- 2024年初頭にPublic Benefit Corporation(PBC)へ移行
- 収益構造が健全で、利用者本位の運営
他の検索エンジンとの比較
- DuckDuckGo :主にBingのインデックス利用、独自性に限界
- Microsoft依存のリスク
- Bing :デザインや使い勝手が古臭く、好みに合わない
- Brave Search :独自性はあるが、仮想通貨との関係が不安材料
- Brave Browserは代替ブラウザとして検討中
Kagiのプライバシー機能
- Privacy Pass オプションが導入の決め手
- IETF標準(RFC 9576, 9577, 9578)に基づくRust実装
- 暗号化トークンで認証 し、Kagi側が誰の検索か特定できない
- 拡張機能インストール→トークン取得→ログアウト後も検索可能
- Tor経由の検索も対応、Kagiは専用Onionアドレスも提供
- IPアドレス記録の課題はあるが、匿名性向上に貢献
Kagiのユーザー体験と機能
- RedditやQuoraなど特定サイトの表示順位を自由に調整/ブロック可能
- 検索結果ごと・グローバル設定どちらも対応
- 画像検索機能も高品質
- 画像の右クリック保存が簡単
- 検索UIのカスタマイズ性が高い
- ウィジェットの表示/非表示切り替え
- 「レンズ」機能で表示内容を調整
- カスタムCSS注入、検索結果URLの自動書き換え、AMP回避など
- Kagi Maps、動画検索、verbatimモード(完全一致検索)、カスタム検索演算子、API利用も可能
- Orionブラウザ (WebKitベース)も提供、Privacy Pass等の統合サポート
- FirefoxやBraveとの併用も可能
総評:Kagiの実用性
- GoogleやBingと比較しても、Kagiの体験は快適
- 広告・AI要約・不要な情報から解放された検索体験
- 高いカスタマイズ性とプライバシー保護
- 年間100ドルの価値を十分感じられるサービス
- 検索を「サービス」として再定義したKagiの存在意義
このように、 Kagi はGoogleのAI要約や広告主導の検索体験に不満を持つユーザーにとって、 有力な代替サービス として注目されています。