概要
- IOCCC28(第28回国際難読Cコードコンテスト)の2024年受賞作品と特徴の紹介
- 公式サイトとGitHubで受賞作品のソースコード・解説を公開
- 4年ぶりの開催で過去最多となる23作品が受賞
- ルールや運営体制を刷新し、今後のコンテスト運営効率化を実現
- 各注目エントリの概要と楽しみ方をピックアップ
IOCCC28(第28回国際難読Cコードコンテスト)概要
- IOCCC28 は 2025-03-05から2025-06-05 までエントリー受付
- 4年ぶり開催、 40周年記念大会 として実施
- 公式サイトとGitHubで 受賞作品のソースコード と 解説ページ を即時公開
- 受賞発表は Our Favorite Universe YouTube Channel でライブ配信
- 受賞作品の即時公開 により発表から2時間以内でコード入手可能
コンテスト運営・ルール刷新
- 4年間で 6168件以上のコミット により公式サイトを再構築
- mkiocccentryツールキット、新しい登録・提出サーバ導入
- 運営の効率化と 審査期間の短縮 を実現(33日間で審査完了)
- ルール(Rule 2)による コードサイズ制限 を10年以上ぶりに21%拡大
- 受賞23作品中、3作品のみがサイズ上限近く
- 小型・中型の高品質作品が多数受賞
IOCCC28 受賞作品の特徴と注目エントリ
- 受賞数:過去最多の23作品 (従来記録は15)
- 応募数・質ともに過去最高レベル
- 4年の空白期間で応募者のスキル向上が顕著
注目エントリ紹介
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2024/kurdyukov1
- 2000/natoriのテーマ再訪、浮動小数点未使用
- 定数2551443の意味を考察する楽しみ
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2024/cable1
- 世界最小のLLM(Meta LLaMA 2ベース)推論エンジン
- get_model.shでモデル取得、ChatIOCCCツール実行可
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2024/howe
- UTF-8対応の礼儀正しいed(1)風エディタ
- QまたはCTRL+Cで終了
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2024/stedolan
- 135バイトのワンライナー、魔法の数値に注目
- 入力に10桁の16進数やMD5ハッシュを試す楽しみ
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2024/endoh1
- Cプリプロセッサで画像を生成(8x8~512x512まで)
- 実行結果はCコード、rt.cはコンパイル不可が仕様
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2024/weaver
- コードを読む・実行して“見る・聴く”体験を推奨
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2024/mills
- “Prize in ℤ₃”受賞、仮想マシン第3版がテーマ
- Grueに食べられないように進む迷路的難読コード
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2024/codemeow
- 実行経路の木構造と難読化の森を楽しむ作品
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2024/kurdyukov2
- 魔法数値の意味を読み解くチャレンジ
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2024/kurdyukov3
- “virtual quietus”賞、2.5Kバイト未満で仮想マシンを実装
- キーボード操作のみ対応、try.shで操作ヒント
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2024/cable2
- ソースをcatで見ると“魚”のような不思議な表示
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2024/macke
- 仮想マシン上で“rm -rf /”やfork bombを安全に体験
- C64エミュレータも内蔵
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2024/ferguson2
- “Prize in yil-tas”受賞、3言語に精通した人向けの難読化
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2024/carlini
- Intel 4004マイクロプロセッサをゲートレベルでエミュレート
- 動作が非常に遅いが、回路動作を忠実に再現
今後のIOCCCについて
- IOCCC29の ルール・ガイドライン大幅改訂 を予定
- GitHubでのバグ修正・プルリク対応後、 2025年12月頃に次回開催予定
- IOCCC28の受賞作は公式サイト・GitHubで tarball形式で一括ダウンロード可能
参加者・今後の応募者への重要ポイント
- 大きなコードサイズ=高評価ではない
- 小さく高品質な難読化が高く評価される傾向
- ルールやガイドラインの最新版を必ず確認
- 類似過去作の模倣や単なるCコード難読化だけでは受賞困難
公式リソース・ダウンロード先や各エントリの詳細は、公式IOCCCサイトおよびGitHubリポジトリを参照