ACMのオープンアクセスに向けた動きはすごく評価してるけど、ライセンスについて聞かざるを得ないよ。オープンアクセスを定義したベルリン宣言 https://openaccess.mpg.de/Berlin-Declaration では、以下のように定義されている: > 1. オープンアクセスの寄稿は二つの条件を満たさなければならない。その寄稿の著者(たち)および権利者(たち)は、すべてのユーザーに対して、作品へのアクセス権と、コピー、使用、配布、送信、公に表示する権利、ならびに派生作品を作成・配布する権利を無償で、取り消し不可能で、全世界的に付与すること。著作権の適切な帰属が求められ、(コミュニティの基準が、今後も適切な帰属と責任ある使用のためのメカニズムを提供し続ける)、個人使用のために少数の印刷コピーを作成する権利も含まれる。 > 2. 作品の完全なバージョンとすべての補足資料、上記の許可のコピーを含む、適切な標準の電子フォーマットが、少なくとも一つのオンラインリポジトリに適切な技術基準(オープンアーカイブの定義など)を用いて、学術機関、学会、政府機関、またはオープンアクセスを促進し、無制限の配布、相互運用性、長期保存を目指す確立された組織によってサポートされ、維持される形で寄託(出版)される。このページは#2についてのものだ。#1は何?最近のACMの方針変更のおかげで、情報学の歴史を形作ったクラシックなCACMの記事を読んだり共有できるのが嬉しい。例えば、最近リスコフのCLUに関する論文を読んだんだけど、そこで彼女は抽象データ型を紹介してる: https://dl.acm.org/doi/10.1145/800233.807045 でも、私が見る限り、そのウェブページやそこからリンクされているPDFには「無償で、取り消し不可能で、全世界的なアクセス権、コピー、使用、配布、送信、公に表示する権利、ならびに派生作品を作成・配布する権利」が付与されているライセンスはないみたい。だから、私がそれを個人のウェブサイトに投稿したり、WikiSourceやインターネットアーカイブにアップロードしたりすると、著作権の訴訟リスクがある。そうなるまで、CloudFlareが私を人間だと思っている限り、その論文にはアクセスできるけどね。それがオープンアクセスが解決しようとしている問題なんだ。