概要
- Protocollieを4日間で開発した体験談
- 専門知識や計画なしで進めた開発手法の共有
- AIとの協働による新しい働き方の発見
- ドキュメント作成の意味や価値の再考
- 技術進化の速さによる「永遠の初心者」感覚
Protocollie開発体験とAI時代の働き方
- Protocollie を4日間でリリース、未知の言語で開発
- コードに直接触れず、AIとのやり取り中心の開発
- 「どうやったの?」とよく聞かれるが、再現性は不明
- 新技術の過渡期における 専門家のふり の無意味さ
- ルールや常識が 頻繁に変化 するAI開発の現状
- Malcolm Gladwell の「1万時間理論」はAI開発には当てはまらない
- AIペアプログラミングの経験値が浅く、全員が 永遠の初心者
- システムというよりも 積み重ね でできた開発プロセス
- ドキュメントが増えたのは 必要に応じて 追加した結果
- 4つのドキュメントは最適解ではなく、単なる 偶然の産物
ドキュメントと開発プロセスの再定義
- Architecture Overview :READMEから始まった、曖昧な全体像の記録
- Technical Considerations :AIのつまずきをドキュメント化した備忘録
- Workflow Process :繰り返し作業を手順化し、AIに書かせた
- Story Breakdown :15~30分単位で分割、AIの短期記憶対策
- ドキュメント数は4つだが、最適化ではなく 偶然の着地
- 「プログラマごっこ」をしている感覚、 LARP 的開発
- ソフトウェア自体は 現実に動作 し、ユーザーも存在
- 手法やドキュメントは 一時的なフィクション かもしれない
AIと人間の新しい協働スタイル
- 日曜の開発は AIに指示→生活→確認 の繰り返し
- 朝食や育児、休憩中も Claude が黙々とコーディング
- 集中作業は1日90分程度、 意思決定とテスト 中心
- 5分テスト・1分フィードバックで 大量のコード生成
- 労力と成果の 比率の異常さ に戸惑いと罪悪感
- 「努力=成果」という 従来の働き方の崩壊
- 「壁にスパゲッティを投げる」段階のAI開発
- 成果よりも 試行錯誤自体 が重要
- 失敗や偶然の成功も 全てが実験データ
技術進化と「永遠の初心者」
- 過去のWeb開発の変遷を 抽象化の歴史 として回顧
- 今のAI開発は 新しい抽象化 ではなく、全く別物
- プログラミングでもなく、非プログラミングでもない
- 必要なスキルは「 明確な意図」「 精密なイメージ」「 構造化された願望」
- ドキュメントの本質は 記憶と忘却の管理
- Architecture Overview=将来の自分へのメモ
- Technical Considerations=繰り返したくない失敗の記録
- Workflow Process=偶然生まれたパターンの保存
- Story Breakdown=リセット前提の進捗管理
- ドキュメントは 未来の自分への伝言
- 技術進化が早すぎて、 全員が常時ジュニア
- 「波の物理法則が変わる海でサーフィン」する感覚
- 制御不能な状況を 恐怖と解放感 の両面で受容
今後の開発とドキュメントの価値
- 来週何を作るか、どんなプロセスになるか 全く予測不能
- 不確実性を 受け入れるマインドセット の重要性
- 各自が自分だけの「 変なプロセス」の専門家であり、同時に初心者
- 4日で作れるものが 劇的に増加 した現代の開発環境
- 「4ドキュメント方式」は 推奨ではなく一例
- GitHub公開のドキュメントは 化石や道標 のような存在
- 他人のやり方を 参考にはできても鵜呑みは危険
- ソフトウェア=砂の城、進歩=潮の満ち引き
- 明日は3ドキュメント方式や無ドキュメント方式も 成立し得る
- 「Works on My Machine!」として、 自分の証拠 を残す姿勢
- 他人の道標は 存在証明 であり、必ずしも最適解ではない
Works on My Machine! への感謝と、 自由なシェア の呼びかけ