概要
Steamは最近、支払いプロセッサーの規則に違反する成人向けゲームを削除。 Valveは開発者に今後の配信機会を提供する措置を実施。 削除の背景にはVisaやMastercardなどのクレジットカード会社の圧力。 一部のゲーム削除はDMCA請求によるもので新規ルールとは無関係。 支払いプロセッサーによるコンテンツ規制の悪影響への懸念。
Steam成人向けゲーム削除と支払いプロセッサーの影響
- Valve は最近、 Steamストア から複数の 成人向けゲーム を削除
- 理由は 支払いプロセッサー(Visa、Mastercard等) の規則違反
- Valveの声明
- 「一部ゲームが 支払いプロセッサーや関連カードネットワーク、銀行の規定に違反 していると通知を受けたため、販売停止を決定」
- 影響を受けた開発者には 今後別ゲームを配信できるクレジットを付与
- ただし、 支払いプロセッサーの承認が前提
- 背景事情
- Valve側も「 支払い手段の喪失が他タイトルの購入にも影響するため やむを得ない」と説明
- Steam でさえ VisaやMastercard には逆らえない現状
- 具体的な削除タイトルは非公開
- ただし、 家族関係をテーマにしたアダルトゲーム が対象と推測
- 同様のテーマのゲームが一部残っているため、完全な基準は不明
Trials of Innocence削除とDMCA請求
- 中国産のPhoenix Wright風ゲーム「Trials of Innocence」 が同時期に削除
- 一部で「新ルールによる巻き添え」との憶測
- 開発者は「 DMCA請求による一時的な削除」と説明
- 新ルールとは無関係
クレジットカード会社とオンライン成人コンテンツ規制
- クレジットカード会社 はオンラインの 成人コンテンツ に非常に敏感
- 過去に PornHub で未成年・非同意出演動画が発覚し、支払いプロセッサーが取引停止
- その影響が今も続く
- Steam では実写による明示的コンテンツは禁止
- すべてアニメーション形式の成人向けコンテンツ
- それでも 支払いプロセッサーはリスクを懸念
- 支払いプロセッサーが コンテンツ規制の主導権 を持つ現状
- 利用者の選択肢が制限される悪しき前例
著者について
- Josh は Vice、Fanbyte、Financial Times 等で執筆経験
- 幅広いジャンルのゲームをプレイし、 CRPGやImmersive Sim を特に好む
- Deus Ex: Invisible War への評価は他人よりも寛容